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組織改革はまず構造から!



おはようございます。


医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。




本日は、医療・介護・福祉事業を行っている組織の改革について、お話できればと思います。

















まず組織改革と一言でいっても、そうそう簡単にはいきません。


医療・介護・福祉事業であれば、特に社会福祉法人ともなれば、歴史があり比較的、組織も大きくトップである理事長や理事の年齢も高いので、フットワークが軽いとは言えません。




組織が大きくなればなるほど、組織改革をするのは骨が折れるのです。






しかし、経営者である理事長や社長が組織改革を決断することができれば、強い意志をもって覚悟を決めることができれば、組織改革の成功率が高くなるのです。






組織改革とは、経営者にとっては”大きなチャレンジ”となります。


この大きなチャレンジをすることで、もしかしたら一旦は売上が落ちるかもしれません。


もしかしたら、人材が流出するかもしれません。




人が流出すれば、利用者や患者を対応できる人がいなくなるので、自ずと経営状態が悪化します。






しかし、こういった一旦の経営悪化はむしろ想定内であると言えます。


組織改革とは、人の意識改革と同じなので、この意識改革ができない人は新しい組織になったときには前へ進むための障害にしかなりません。




 




組織改革の手順にマニュアルはありません。しかし、どこから着手すべきか判断するためにいくつか手順を踏む必要があります。




組織改革を行う際、組織改革を依頼する経営者は正直少ないのです。どちらかと言えば、組織の中にある中規模や小規模問題を解決することを望んでいますが、小規模や中規模も問題がいくつも存在すると、全体的に改革が必要だということが分かります。




全体的な改革=構造改革ということになります。





まず、構造改革の前には各論としてどんな問題や課題が顕在化しているか確認します。人、金、仕組み、どこに問題があるのか調査します。各論から入り顕在化されている問題を把握できれば、その原因を確認します。



最も目立つ問題と課題を確認し、その根本となる原因を調査します。



すると、組織の全体像に着目することが必須となります。全体像を把握するためには組織図を確認するのが最も早くわかりやすいのです。



トップから現場まで、各部署の役割と指揮命令系統がどうなっているのか調べれば、問題をざっくり把握することができるのです。




組織図は、組織の構造的問題をすでに反映されているのです。





さて、では「構造」とはなんのでしょうか。考えられる内容を見てみましょう。




1.指揮命令系統のルート

トップダウンなのか、ボトムアップなのか、それともどちらでもないのか、どのような指揮命令系統になっているかという構造です。



2.部署の明確化

組織内の部署が役割と共に明確になっているのかという構造です。



3.組織ルール

組織内で決まっているルール、全体と部署、そして個人にまで落とし込んだ組織ルールがどうなっているのか、という構造です。



4.役割分担

経営者から現場の人間まで、業務と責任、権限はどうなっているのか、という構造です。



5.処遇に関する設定

給与、賞与、昇給、労務関係に関するルールがどうなっているのか、という構造です。







つまり、構造とはフォーマットなのです。大きくはルールがどうなっているのか、そして見える化されているか、これがとても重要なのです。





組織改革とは、この構造改革から入りそして個人の意識改革までたどり着き、最終的に機能させる必要があるのです。









いかがでしょうか。

中々、難しい問題だと思いますが、もし皆さんの組織の経営者が本気になったときは、ぜひ協力してください。



きっとすばらしい組織に生まれ変わると思います。





それでは。


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SELPFULJAPAN合同会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング


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