経営者のNGマインドー他責思考
- 1 日前
- 読了時間: 4分
おはようございます。FukushiVisionGroup株式会社の塚本です。
昨日は嬉しいことがありました。
名もない私の書籍「THE 地域連携力」を購入した読者から、無料相談のお問い合わせをいただきました。
私の知り合いは認知症に関するテーマで、幻冬舎から自費で出版されました。
本来ならば、そういったルートが適切なのだと思いますが、まだまだ、私レベルであれば、自作でAmazonkindleで作成するのが精いっぱいです。
それでも、少なからず本を手に取って読んでもらい、そして何らかの反応を示してもらうのは、書き手としては本当に嬉しいことです。
もし「THE 地域連携力」の読者で、何か相談したいことがあれば、ホームページ又は公式LINEよりご相談ください。
ちなみに、もうすぐ三冊目の「THE 組織力」も出版予定です。こちらも、引き続きよろしくお願いいたします。
さて、本日も「THE 地域連携力」の中から、『経営者のNGマインド』の3つ目をご紹介させていただきます。
本日のテーマは「他責思考」です。
これは全ての人間に当てはまる人間特有の要素ですね。ぜひ最後までご覧ください。
他責思考
地域連携支援を行う中で、私が特に目に余ると感じたのが、結果が出ないことを理由に、経営者が現場職員を一方的に責め立て、自らの責任を一切問わず、責任を転嫁する姿です。
地域連携活動の結果が思わしくなかった場合、その原因は単純なケースもあれば、複数の要因が絡み合った複合的なケースもあります。
そもそも、経営者や管理者からの指示そのものが間違っていた場合、現場がどれだけ努力を重ねたとしても、求める結果が出ることはありません。
過去の支援現場では、指導する側が誤った指示を出し続けていたために、結果が出ない状態が長く続いているにもかかわらず、その責任を現場職員に押し付け、会議の場で叱責する光景を何度も目にしてきました。

昭和型の経営者ほど行動量にこだわる
地域連携の本質を理解していない、いわゆる昭和型の経営者ほど、活動の「内容」よりも、単純な「行動量」だけに意識が向きがちです。
もちろん行動量は重要です。
しかし、一定以上の成果を出すためには、行動量に加えて、綿密に計算された戦略や計画、工夫された行動の「質」が求められるのです。
単純な精神論や、無理な努力だけでは、決して越えられない壁が存在するのです。
また、たとえ具体的で分かりやすい指示であったとしても、さらにそれが正解に近い内容であったとしても、実行する人材の能力や性質によって、結果は大きく左右されます。
つまり、人材の特性やスキルは、指示や叱責だけではコントロールできない「定数」なのです。
その定数を変数へと変えられる唯一の手段が、人材教育と人材育成です。
飛込み訪問の数の影響しない
地域連携は、単なる営業活動ではありません。
専門職が担うにせよ、営業担当者が担うにせよ、安定して成果を上げられる人材は、そう簡単には育ちません。
私自身、木下の介護に在籍していた頃、不動産営業の経験をもとに「とにかく活動量が重要だ」と指導されたことがあります。
入居相談員として、月に200件以上の飛び込み訪問を行った経験があります。
しかし実際には、200件訪問しても、50件訪問しても、問い合わせの数はほとんど変わりませんでした。
残ったのは成果ではなく、疲労の蓄積だけだったのです。
地域連携の教育とは?
地域連携に関する教育は、どの訪問事業所においても、病院や医療機関を含めて、実施されるべき基本ルールだと考えています。
それは、医療・介護・福祉業界で前提となっている「地域包括ケアシステムの概念」だけではなく、どのように人間関係を構築するのか、医療知識や介護知識、さらには利用者本人や家族の想いにどれだけ共感できるか、といった要素まで含まれます。
加えて、必要に応じて営業スキルも含めた体系的な教育を受ける機会を、組織として用意すべきなのです。
勘に頼った指導や、昔ながらの営業スタイルを続けていても、求める結果は決して出ません。
そして、その結果が出ない責任を現場に押し付けるのは、完全に筋違いなのです。
まず、見直すべきなのは、現場の行動ではなく、指導者である経営者自身の考え方ではないでしょうか。
最期に、行動量にこだわることは、決して悪いことではありません。
しかし、同時に質が求められる点で、地域連携力は「行動」×「質」の両軸を強化すべきなのです。
【次 回】『ダメ経営者の考え方ー不完全な覚悟』
医療・介護・福祉事業を本気でやりなさい!中途半端な覚悟なら手を出すべきではない!
FukushiVisionGroup株式会社
医療・介護・福祉経営コンサルティング
代表取締役 塚本洋介
(社会福祉士/福祉マネジメント修士)

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