経営者のNGマインドー職員を駒使い
- 2 日前
- 読了時間: 6分
おはようございます。FukushiVisionGroup株式会社の塚本です。
先日、東京ドイツ村に家族で行ってきました。
初めて行った満足度は★4つと非常に高いものでした。
これまでのイメージでは、冬のイルミネーションしかなかったのですが、本当に色々と楽しめるアトラクションがあり、今後のおすすめスポットに認定しました。
東京ドイツ村の帰りに、石垣島にしかない「八重山そば」を食べにいきました。まさか木更津で、あの味を楽しめるとは。。
こちらもおすすめ認定となりました。
日帰りで楽しんだあと、妻と喧嘩になりました。
理由はくだらないのですが、スーパーで買い物中に、子どもがトイレに行きたいと言ったことから、勃発してしまいました。
実は経営者の皆さんもあることだと思いますが、「事実」を確認しないで、推測や憶測で物事を決めてしまう職員に、私は社会人としての疑問を感じずにはいられません。
スーパーにトイレがあるかないか、店員に確認すればいい話ですが、「おそらくないだろう」と勝手に決めつける行為は、時間と労力を無駄にしてしまうことがあるのです。
私が「店員にきいたの?」と聞くと、妻は「いつも来てるから分かる。トイレはない」と言い張るのです。
そうではなく、トイレがあるかないか、一言聞けばいいだけなのですが、なぜ小学生もできることをやらないのか、事実確認をしないのか、本当に疑問です。
結局、私が店員に聞いたところ、店の裏にお客さんも利用できるトイレがあるとのことで、ピンチを免れることができました。
そもそも、働いているスタッフがいる以上、トイレがないことはありません。その構造さえ分かっていれば、あとは貸してくれるかどうか、聞けばいいだけの話なのです。
仕事にも通じるのですが、「事実を確認する」。これを怠る人が多すぎるのです。たった一言、あるいは一本の電話をするだけで数分もかかりません。
どうして、こんな簡単なことを躊躇するのか?本当に疑問です。皆さんはどちら側に共感できますか?お時間があったらコメントください。
本日の地域連携マーケティングのテーマは『職員は駒使い』です。
私が支援してきたいくつかの企業では、ダメ経営者の考え方の特徴として、職員をただの駒使いとして扱っている人が多かったのです。
これが最終的には「離職」という結果に繋がることを、なぜ分からないのでしょうか。
今日は、職員を駒使いすることに対して、私なりの考えを「THE 地域連携力」の中から引用し、述べたいと思います。
職員は駒扱い
事業の売上や実績が乏しい経営者の特徴として、利用者や患者を単なる“飯のタネ”として捉えているだけでなく、一緒に働く職員を、作業員として“駒扱い”している点が挙げられます。
『THE 採用力』(拙著)でも詳しく述べましたが、職員を大切にできない経営者が、利用者や患者を本当の意味で大切にできるはずがありません。
私がこれまで支援してきた経営者の中には、「とにかく売上が上がればそれでいい」「職員はそのための駒にすぎない」という認識を、無意識のうちに、あるいは公然と持っている方も少なくありませんでした。
コンサルタントは悪者なのか?
私たちのような経営コンサルタントは、世間一般から見れば、「全く意味のない無駄な浪費だ」と言われることもあります。
実際、とある医療機関では、「コンサルタントに高い費用を払うくらいなら、その分を私たちの福利厚生に回してほしい」と、職員から直接言われたこともありました。
それほどまでに、現場からは“悪者”のように見えているのだと思います。
しかし、このようなネガティブな意見が強く出る現場ほど、実は多くの問題を抱えているケースがほとんどです。
そして、その問題は地域連携だけにとどまらず、人材、組織文化、マネジメント全般に及んでいます。
さらに言えば、そうした問題の要因の多くは、最終的に経営者に帰属していることが少なくありません。
こうした経営者の話を聞き、間近で支援を続けていると、「職員=駒」という価値観が、言葉にされなくとも、態度や意思決定の端々から強く伝わってくるのです。
デイサービスで大量離職の理由
以前、私たちに相談を持ちかけてきたデイサービスの経営者は、「ここ数か月で退職者が一気に倍増した」と話していました。
信頼していた側近も含め、次世代を担うはずだった管理職候補が立て続けに退職したことで、ようやく自分自身の経営姿勢の愚かさを振り返るようになったそうです。
創業から10年が経過し、かつては複数店舗を展開していたデイサービスも、廃業を重ね、現在は2事業所のみを運営している状況でした。
相談の場では、これまでの経営方法や人材に対する考え方を丁寧に聞き取りながら、過去と現在を行き来する形で、分析と省察を行いました。
話を聞く中で明らかになったのは、以前は人が辞めることに対して、何の感情も抱かず、「去る者は追わず」という姿勢を貫いてきたということです。
さらに、小規模事業所でありながら、経営者と職員との距離は非常に遠く、一人ひとりの顔すら覚えておらず、そこに興味も関心も持たず、売上と利益だけに目を向けた態度と姿勢で経営を続けてきたという事実でした。
手間を省くことを考えるな
このデイサービスにおいて、現状の危機を何とか脱しようと、もう一人の側近である中年男性の提案により、集団研修を実施することになったそうです。
しかし、その内容は、介護事業者として最低限必要な、形式的なBCP研修にすぎず、今回の大量退職や、経営者自身の意識を変えるものではありませんでした。
ここに、経営側の効率化や真剣さがないことが分かってしまいます。
そのため私は、彼らに対して「本質的な反省がなされていない」ということを率直に伝えました。
結局のところ、本当に必要な学びや変革にはお金を使わず、義務的に実施しなければならない研修と抱き合わせることで、「無駄な費用と時間を削減できる」と考えている姿勢そのものに、強く苦言を呈したのです。
古き良き昭和の時代には、確かに良かった点もありますが、働き方や人材教育に対する考え方が、いつまでも昭和のままであれば、事業が成長することは決してありません。
組織とは、突き詰めれば「人」です。
そのことを決して忘れず、職員とともに、同じ方向を向いて前に進んでほしいと、私は心から願っています。
【次 回】『職員を駒使い』
職員は奴隷じゃない!給与を支払っているからいいという思考は間違っている!
FukushiVisionGroup株式会社
医療・介護・福祉経営コンサルティング
代表取締役 塚本洋介
(社会福祉士/福祉マネジメント修士)

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