「地域連携力」を発揮する営業トーク例:ホテルを転々とした高齢者を他社へ紹介する
- 5月22日
- 読了時間: 6分
おはようございます。FukushiVisionGroup株式会社の塚本です。
昨日と今日は、なんだか大雨ですね。5月も終わりに差し掛かり、そろそろ梅雨の時期到来だからでしょうかね。
今日は家に帰らず、事務所に泊まってYouTube撮影や編集、地域連携マーケティングの資料を作成したりと、夜までじっくり仕事したいと思います。
最近、よく耳にする言葉ですが、「能力が高いこと、仕事ができること、だからといって事業が成功するとは限らない」こと。
これは、本当にそうだなと思います。
例を挙げると「株式会社これからミステリー」の飯田氏が、マーダーミステリーという事業を日本で展開しようとして、1兆円規模を目指していましたが、2年で事実上の撤退を示しました。
この方はリアルバリューというビジネスエンターテインメント番組で、プレゼンに来ていましたが、ホリエモンに「絶対成功しない」と言われていましたね。
YouTubeを見ると、令和の虎界隈の社長から、多額の投資を受けて、数億集めていたそうですが、自己資金も底をついたとのことです。
私は、事業は知名度が大事だと思っていました。
この飯田氏の事業にはユーチューバーのヒカル氏がアンバサダーになっており、知名度は抜群だったはず。
お金も集め、知名度もありながら、事業がうまくいかない。
事業とは、「宝くじ」でしかないなと感じた次第です。
このあとの、彼の言動を見て、私も気を付けないといけないと思ったのが、「絶対に成功させる。人生をかけてやる。」と言ったにもかかわらず、事業を継続することをやめて、動画撮影しながら、投資家に謝罪行脚していることです。
人生かけて、人から数億というお金を集めて、結婚するんで撤退します。
これは、裏切りがひどすぎますね。
お金を集めたからということではなく、協力してもらった時間と気持ちを無下にしてしまったことに対する「しょうがない」がダメだったということです。
私も、福祉ビジョン倶楽部や認定パートナー制度で多くの人にご協力をいただきました。
まだまだ試行錯誤中ではありますが、必ず協力してくれたことには、恩返ししたいと思っています。
【お知らせ】
YouTube‐地域連携マーケティングtv.」最新動画アップ
Vol.1‐訪問歯科を成功させるためには「地域連携担当者」を採用する!(公開中)
Vol.2ー『地域連携力ー養成講座 ご案内』法人向け
(公開予定:5月22日/12:00~)声とスライドのみ

さて、本日も「THE 地域連携力」より、PDCAサイクルの「DO」の実践例を抜粋し、ご紹介させていただきます。
今回は、「自社ではなく他社に利用者を紹介する」といった内容です。
これは、通常では絶対ありえないことなのですが、地域連携担当者や入居相談員として活動されている方には、むしろ、最も大事な考え方ではないでしょうか。
これは、別に「利他の心を持ちなさい」というきれい事を並べることではありません。
ひとりのご利用者の人生をどのように支援するか?という支援者としての立ち位置の問題なのです。
「いや~私のところでは無理ですね~」と言っていたら、二度と、頼られることはありません。
非常に重要なパートとなりますので、短いですが、ぜひ最後までご覧ください。
状況把握をする
私が木下の介護で入居相談員をしていた頃、80代の高齢者がホテルを転々としながら年金生活を送っているという相談を受けました。
いよいよ施設入居が必要となったときに、東京都中央区の介護保険課から緊急の相談を受けたのです。
内容は、ホテルを転々としており、認知症もある。年金は概ね20万円程度。
年金が入ったら、すべてを使ってしまうということ、体調管理、金銭管理も含めて、有料老人ホームを検討しなければいけないということ。
このとき、実はご本人は失禁をしていたのです。失禁にも気づかないくらい、認知症が進行してしまっていたのです。
なんとか、自社で受け入れたいと思い、中央区役所へ行きました。いろいろ話を聞くと、どうやら身内が全くない。というよりは、分からないという状態でした。
正直、木下の介護では、連帯保証人が確保できない場合、直営の有料老人ホームの入居は難しく、私も頭を悩ませてしまいました。
繋がった情報
しかし、なんとしても、なんとかしたい!と言う気持ちから、私は自分の持つ情報の中から「連帯保証人がいなくても、年金の範囲内で入居できる他社の有料老人ホーム」を思い出したのです。
ちょうど、私の担当エリア内の居宅介護支援事業所のケアマネジャーのご主人が、その施設の代表取締役だったのです。
案内したのは、たしか千葉県松戸市の有料老人ホームだったと記憶しています。
私は、すぐにケアマネジャーに取り次ぎを依頼した結果、ご主人を紹介してもらうことができたのです。
介護保険課の担当者の前で、アセスメントを実施し、詳細な情報を得ることで、たった30分程度で、入居の方向性を固めることができました。
これは、数年前とはいえ、私にとって、人の役に立てたと実感できた大きな出来事でした。
これが地域連携担当の役割である
このような対応ができたのは、日々の地域連携活動により、適切なコミュニケーションを図り、”ケアマネジャーの旦那さんが有料老人ホーム会社の社長をやっている”という個別情報を把握していたからです。
つまり、地域連携担当や入居相談員が日々、活動している内容は、ただの押し売りではないということ。
あらゆる情報を収集し、困っているひとを助ける精神が重要であること。これが、地域連携の本質なのではないでしょうか。
会話から得られる生の情報というのは本当に貴重なものだと思います。
私たちが地域の中で支援者として活動するには、ときに非マニュアル的な”動き”が重要な場合があります。
営業という枠の中で話していては、決して得られない情報なのです。
「対話」は、相手への深い関心と興味から始まり、コミュニケーションにより伝達される地域連携の根幹だと考えられます。
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FukushiVisionGroup株式会社
医療・介護・福祉経営コンサルティング
代表取締役 塚本洋介
(社会福祉士/福祉マネジメント修士)

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