人材採用の基本ー応募者を集める②/採用力
- 7月17日
- 読了時間: 5分
目次 |
1.人材不足の原因とは? |
2.医療従事者不足で閉院 |
3.マネジメントが原因 |
<1日8時間は必要ない> |
はじめに
1.人材不足の原因とは?
おはようございます。FukushiVisionGroup株式会社の塚本です。
近年の介護業界の人材不足の原因について、皆さんはどのように考えていますか?
確かに3K「汚い きつい 危険」といった三拍子は、何十年も前から言われています。
しかし、最近では、この3Kについては、テレビやYahoo!ニュースでも、そこまで表に出るようなことは、少なくなったように感じます。
その背景の一つとして、良くも悪くも、YouTubeで業界事情を発信するインフルエンサーにより、業界全体の印象に多少の変化があるのかもしれません。
また、介護事業を柱とする経営者が、メディアに出演していることなどから、無意図的に3Kという言葉は死語になりつつあるのかもしれません。
2.医療従事者不足で閉院
むしろ、私がよく目にするのは、医療機関の廃業のニュースです。それと、大病院の縮小です。
最近では、北海道の函館市にある「函館赤十字病院」が2027年の3月で閉院することになりました。
日赤には、グループ内で経営改善チームがあり、外部コンサルタント的な立場で、病院の経営改善に取り組んでいます。
それにも、かかわらず、老朽化と医療従事者の不足により、閉院することとなるのです。
つまり、経営改善チームは、人材不足を支援することができなかったのか・・・
そもそも、人口減少による労働者不足が、ますます加速していきます。すると、より「人の価値」は上がります。
3.マネジメントが原因
人材不足の原因が「3K」だけではないなら、本質的な問題はなんなのか。
私の見立ては「マネジメント」です。
人が、働くやりがいを失い、ここでなくてもいい。と考えてしまうのは、マネジメントが原因です。
例え、きつい仕事でも、それをやりがいに感じられるようにする。
例え、危険が伴っていても、人助けしている実感がある。
例え、安い給料でも、自分の居場所だと感じられる。
もちろん、生活困難に陥るような事態は避けなければなりません。
しかし、組織を円滑に、かつ人が育つようにするには「マネジメント」という超高度な管理業務が必要となるのです。
人材採用の基本ー応募者を集める②
<1日8時間は必要ない>
応募者を集めるためには、時代に合わせて労働条件や組織の働き方を“見直す”ことが必要であります。
そして、この役割を担うのが、先に述べた「人事部・人事担当」なのです。
私は常々、1日8時間という勤務制約に疑問を持っていました。
もちろん、これは労働基準法で定められているため、法律そのものに異を唱えたいわけではありません。
考えるべき点は「人間が働くうえで、最も生産的な働き方とは何か」という点です。
<勤務年数が長い=貢献ではない>
例えば、私が以前勤務していた株式会社木下の介護では、入社1年目に月間トップの成績を獲得しました。
2年目には年間3位となり、その後も月間・年間成績1位を複数回獲得しています。
これは、私がわずか数か月、数年で、10年以上のキャリアを持つ同僚を超える成果を出したという事実を示しています。
決して自慢ではなく、「勤務時間や勤続年数が長いほど会社への貢献度が高いとは限らない」という証明だと言えるのです。
<その仕事は本当に8時間必要ですか>
1日8時間勤務、週2日休みといった従来の働き方も同じです。
最近では週3日休みの制度を導入する企業も増えています。
しかし、その多くはその代わりに1日の勤務時間を10時間に増やすなど、結果として「働く時間の総量は変わらない」ままの仕組みになっています。
私は、単なる休日日数の調整ではなく、もっと根本的に“より生産的な働き方とは何か”を追求すべきだと考えています。
単純に休みを増やしたり、働く時間を削ったりすれば、労働量が減少し、組織が求める成果を得られない可能性が高まります。
もし、物理的な労働条件を柔軟にするのであれば、それでも生産性が向上するように、組織内部の仕組み化やマネジメントの強化を同時に進める必要があるのです。

ぜひ一度、今の既成化された労働条件について見直してください。
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塚本洋介
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プロフィール
FukushiVisionGroup株式会社
医療・介護・福祉経営コンサルティング
塚本洋介(社会福祉士・福祉マネジメント修士)
千葉商科大学商経学部経済学科卒業
日本社会事業大学専門職大学院福祉マネジメント研究科修了

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