人が活躍する組織づくり④~人材教育と人材育成/採用力
- 4 日前
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はじめに
地域連携マーケティング勉強会の振り返り
おはようございます。Fukushi Vision Group株式会社の塚本です。
昨日は第二回の医療・介護・福祉経営オンライン勉強会でした。
テーマを地域連携マーケティングに焦点を当て、24社20名の方にご参加いただきました。本当にありがとうございました。
思い入れが強すぎたせいか、ページ数が120を超えてしまい、時間を10分オーバーするなどの失態は、私の情熱ありすぎることをポジティブに捉えてもらい、許してもらえると願っています。
地域連携マーケティングは、通常の営業とは大きく異なります。
業界特有の文化・習慣・癖を考慮したうえで、「連携」を意識しなければなりません。
勉強会では、あえて具体的な施策について話すことはしませんでした。
むしろ、見直すきっかけや考えてもらう機会として、材料を提供しました。
19時から20時という1時間ではありましたが、全国から本当に多くの方にご参加いただきました。
これから医療・介護・福祉業界を盛り上げるためにも、包括ケアシステムを意識した連携強化にぜひ、取り組んでいただけたらと思います。
【次回】2026年9月2日(水)19時~20時を予定しています!
テーマ:地域連携マーケティングにおける『地域連携戦略』
人が活躍する組織づくり④~人材教育と人材育成
1.人は潜在的に、成長を望んでいる
組織が組織として機能し続けるためには、「人材教育」と「人材育成」が不可欠であることは、経営者であれば頭でも心でも理解しているはずです。
しかし現実には、表面的な取り組みだけを整え、“教育がある組織”を装っているケースも少なくありません。
その結果、入社後に実情とのギャップに気付き、早期に見限って離職する人材が後を絶たないのです。
教育は、制度化し機能化させることで、より多くの人材離職を防ぐことができます。
なぜなら、人間は結局、潜在的に今日より明日、少しでも成長することを望んでいるからです。
2.看護師や保育士は教育カルチャーの中で生きてきた
看護師や保育士は、他職種とは異なる特性を持っています。
看護師の場合は資格を取得した後、9割以上が急性期を有する病院に入職し、看護協会が中心となって構築した体系的教育システムの恩恵を受けることが当然となっています。
また保育士は100%、保育園やこども園に就職します。
しかし、看護師と保育士では、入職後の教育を受けられる権利に大きな違いがあるのです。
それは、社会福祉法人や株式会社と医療法人との違いです。
また規模により、人員配置やこれまで蓄積された経験が異なります。そのため、同じ教育文化だったとしても、病院と保育では、教育量に大きな差があるのです。
言い換えれば、看護師や保育士は「教育される文化」の中でキャリアをスタートさせる職種であり、人材育成が組織の義務として強く根付いた環境で育つのです。
そのため、民間の介護・福祉事業所に転籍した際、教育体制が未整備の組織と出会えば、強烈なカルチャーショックを受けることになります。
3.介護と障害分野は教育量と質が劣る
一方で、介護や障害分野は事情が異なります。
国家資格が絶対条件ではない職種が多く、福祉系学校を卒業して社会福祉法人や病院に入職する人材を除けば、他業種からの転職者が大きな割合を占めています。
そのため、入職後の教育カリキュラムが不整備であること、時代に追いついていないこともあり、しばしば、介護の質には差が生まれやすいのです。
また、民間会社が運営しているケースも多く、教育課程や文化には組織のカルチャーが大きく反映していると思われます。
特に障害分野においては、介護よりも教育粒度が粗く、義務化されたものだけで運営しているケースがあります。
すると、支援者が成長する機会を奪われ、最低限の義務的教育だけを”やらされている”感で強制されることとなります。
こうした背景から、教育体制が不十分な組織であっても「違和感に気付くまで時間がかかる」傾向が強く、教育文化そのものが組織によって曖昧なまま運営されているケースが多いのです。
このように、看護や保育といった専門資格領域では「人材教育が前提の文化」がある一方、介護・障害分野では「教育文化が脆弱である組織」が依然として多数を占めています。
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塚本洋介
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プロフィール
FukushiVisionGroup株式会社
医療・介護・福祉経営コンサルティング
塚本洋介(社会福祉士・福祉マネジメント修士)
千葉商科大学商経学部経済学科卒業
日本社会事業大学専門職大学院福祉マネジメント研究科修了
公式YouTubeチャンネル「福祉経営コンサルの豆知識」

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