障害者グループホーム夜勤体制の見直し
- yousuke tsukamoto
- 6月12日
- 読了時間: 3分
更新日:7月7日
障害者グループホームの質の低さの問題の一つに、夜勤のスポット的働き方があります。
いくつもの障害者グループホームを掛け持ちしながら、週1回固定的にシフトに入ることは、その人の支援の質が低いという事ではなく組織の運営体制が脆弱だということになります。
こんにちは!医療・介護・福祉経営コンサルティング FukushiVisionGroup株式会社の塚本です。
今日のテーマはこちらです。
障害者グループホームの夜勤体制の見直し
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本日のおすすめは『人材離職が起こる入社前後のギャップ』です。
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私たちがこれまで支援してきた障害者グループホームでは主に人材採用が顕在的な課題となっています。
経営者から見れば、人材不足が大きな課題となって見えますが・・・
しかし、実は人材不足の原因は障害者グループホームの運営体制にあるのはご存じでしょうか?
人が必要な時というのは主に2つの状況が考えられます。
①新しい事業のために人材の増員が必要
②今の事業で人が退職するため補充が必要
多くの組織は②の理由で人材採用をしたいのです。
私がなぜ、今回のブログのテーマを「夜勤体制の見直し」と付けているか?
それは障害者グループホームの運営の質は『夜勤の質』で決まるからです。
ご利用者は基本的に日中活動に出かけていることが多く、夕方から朝方にかけて支援が必要となるため、日中はほとんど仕事がありません。
だからこそ、夜勤体制を強化する必要があります。
しかし、多くの障害者グループホームでは人件費削減のために夜勤体制をスポット的かつワンオペ体制となっています。
障害者グループホームで働く世話人というのは、基本的に他業界からの参入が多くまた介護福祉士などの要資格者はあまりいません。
ここにも質が低いと言われる所以があるのです。
結論から申し上げると
私たちの提案は人件費が1.5倍になったとしても
夜勤体制を1.5人から2人体制にするべきだということです。
これまでの支援経験の中で、私たちは年間応募者200人を集めましたが採用したのはたったの3人程度です。
3人採用する間にも人は離職し、結果的にはマイナスになってしまいます。
採用するには採用費用がかかりますよね。それは紹介業者でも有料求人でも同じことです。
採用すればするほど、採用費用が高くなります。
それであれば、運営体制をしっかりと盤石なものにして
人を採用しても離職しない体制を作ることが優先すべきだと考えています。
人件費高いな~~・・
と思っても運営を強化するためにぜひトライしてみてください。
私たちFukushiVisionGroup株式会社では医療・介護・福祉事業の組織体制強化も得意としております!障害者グループホーム・訪問看護・その他の部署やチームを適正に構築することは経営に大きな利益をもたらします!
自社で行うには難しいな・・・
とお考えの経営者の方は、まずはお気軽にご相談ください!
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