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障害者グループホーム 管理者の課題



おはようございます。




医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。



本日は「障害者グループホーム 管理者の課題」についてお話いたします。これも管理者教育や人材育成につながることなので、ぜひ皆さんも一緒に考えていきましょう。











先日、私共に障害者グループホームの管理者が働かないという相談がありました。


このような管理者やサービス管理者問題というのは、よくあるご相談ですね。




以前から話している通り、障害者グループホームはここ最近、急激に増えていますよね。

調べてもはっきりと出てこないのですが、2018年で約8000件、そこから2023年になり約12,000件です。


4000件も増えています。



確実に増えているというのは確かですね。






障害者の数は約1000万人。全体の人口は減少しているものの障害サービスの利用者増えています。



そうなると、需要があるのも確実です。だからこそ、様々な経営者がセカンドビジネスとして始めるのだと思います。




障害者の行先として障害者グループホームの需要があるのは素晴らしいことですが、そこを管理できる管理者やサービス管理者の適任者がいるかどうかは、また別問題なのです。



よく誤解されるのは、サービス管理責任者が管理者を兼任できるということです。法律上はもちろん可能です。


しかし、管理者とサービス管理者は役割や必要な能力が全く異なることから、中々機能しないという相談があるのです。





管理者の役割は施設のオペレーションです。



サービス管理責任者の役割は、利用者支援と利用者管理です。



そう考えると大きな違いがあるのは分かりますよね。ルール上は問題ないということから、何でも間でもサービス管理責任者任せてしまうのは、経営者としてナンセンスです。




施設が増え、利用者が30人を超えるのであれば最終的には分けなければなりませんので、早めに対処し役割を明確に運営することがいいと思います。






管理者というのは、施設オペレーションをしなければいけないのですから、そこにはあらゆる管理業務が存在します。


・人材管理

・収支管理

・売上管理

・シフト管理

・備品管理


これに基づく業務は必要になってきます。




例えば、人材管理となれば適切な人員配置を維持するために「人材採用」も行います。また売上管理ともなれば、営業活動や地域連携活動も必要になります。



人が適材適所に配置され、そして最大限に能力が発揮できるようにするのも管理者の役割です。しかし、技術的レベル向上、障害福祉の意義や考え方、知識の定着に関してはサービス管理責任者が担います。





このように、それぞれに役割があるにもかかわらず、人件費重視ですべて一緒に運営してしまうと機能不全に陥ってしまいます。





皆さんの施設はいかがでしょうか。



参考になれば幸いです。





それでは。





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SELPFULJAPAN合同会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング


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