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障害者グループホームの課題は常に経営者




おはようございます。


医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。




本日は「障害者グループホームの課題は常に経営者にある」という内容でお話いたします。
















障害者グループホームの課題と言えば、主に入居と採用』でしょう。






主にというよりも”常に”といったほうがいいですね。




常に人に困っており、常に空室状態が続いているのは小規模であれば経営者、大規模であればエリアマネジャーもしくは管理者の責任が大きいのです。




これら、一つずつ見ていきましょう。






1.採用戦略が弱い


障害者グループホームにおいて、採用で困る職種は主に「サービス管理責任者」と「施設管理者」でしょうか。


施設によってはサービス管理責任者と施設管理者を兼務させていますが、それも、そもそも間違いですね。



「なかなか人が来ない・・」

「採用できない・・・」

「すぐに人が辞める・・・」


と嘆いている経営者は多いですが、そもそも採用戦略が甘い!弱い!とここで断言しましょう。まず、人は必ず辞めると考えておきましょう。永続的に雇用されることを希望することはありえませんから、経営者は常に人が辞めることを意識して運営する必要があります。



つまり、離職リスクマネジメントです。


それを考えると、採用を中断するなんて考えはありません。

さらに、サービス管理責任者は最も採用が難しいことを考えると、パートでもいいので何人でもいてくれていいのです。


働き方はその後、考えましょう。





2.営業戦略が弱い


入居促進でうまくいかないところは、経営者が現場だけに任せきりにしているのがほとんどです。指示だけ与え、あとは勝手にやってくれ!ではうまく行くわけがありませんよね。


入居促進が進まないなと感じたのであれば、指導と教育を徹底し行動変容できるようにしましょう。



さらに言えば、飛び込み訪問が中心となっている中で、それだけで入居促進できるわけもなく、単純に営業戦略が弱いのですね。



もっと深く考えて、どうして障害者グループホームが、あるいは”うち”が重要なのかメリットデメリットを考えてみましょう。






3.組織ルールが曖昧


障害者グループホームにおいて、ほとんどの組織ではルールが曖昧です。出勤から退勤、報連相まですべてが曖昧なのです。


経営者はルールはある!と言っていても、それはただ存在するだけで知られていません。



ルールは知って、理解して初めて意味があるのです。



ルールを明確にし伝え、しみこませるには中々の時間を要します。

そこは努力し継続し、想いを伝えましょう。なぜルールが必要か。






4.説明が抽象的


経営者は部下に対して、説明が抽象的で曖昧です。


それは誰にでも、どうにでも解釈できるような説明の仕方になっているということです。

人の価値感はこれまで生きてきた人生の中で形成されていますから、物事ひとつでも解釈やイメージが変わるのです。



そう思えば、採用から営業、ルール説明に関しても抽象的ではなく、むしろ具体的に説明するのが当然であり責任です。



全ての問題は、経営者である”あなた”に責任があります。






5.あきらめている


障害者グループホームを経営するのであれば、「あきらめる」ことは許されません。というよりも「あきらめる」なら辞めてしまったほうがいいですね。



ただ存在するだけの施設であれば、そこで働いている人や入居者、そして家族や関係者に対して失礼だと思います。


サービスの質を高め、存在意義を見出し、貢献することが義務として課せられています。



経営者の多くはセカンドビジネスとして安易に手を出し、上手くいかないからと投げだす人がいます。あきらめるなら、さっさと辞めましょうということです。


そこに国の税金が使われるのは非常にもったいない。




採用も営業も、そして経営もすべて修正と改善×努力です。










いかがでしょうか。


障害者グループホームの経営は、本当に大変ですよね。

しかし、それを選んだのは他でもない経営者のあなたです。



どんなに大変でも最後までやる!無理なら潔く身を引くという覚悟でいきましょう。






それでは今日もがんばりましょう!









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SELPFULJAPAN合同会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング


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