失敗からルールを作れ!
はじめに
第5回│医療・介護・福祉経営勉強会のご案内
おはようございます!! Fukushi Vision Group株式会社の塚本です。
2026年9月29日(水)19:00~20:15で第5回となる医療・介護・福祉経営勉強会│地域連携マーケティング(評価分析編)をオンライン開催いたします!
前回、地域連携マーケティング(仕組み化編)を開催し、22名の方々にお申込みいただきました!!
本当にありがとうございました。
今回は「評価・分析編」ということで、主に管理的な内容となっております。
地域連携はただ行動しているだけでは意味がありません。結果を評価⇒分析することで、次のアクションを正しく実行できます。
そうすることで、より求める成果を手に入れることが可能となります。
昨今、在宅部門における医療・介護・福祉事業者の参入が多い中、どのようにして売り上げとヒトを守るのか。
それは、徹底した管理です。
そこには活動を適切に評価し分析する能力と機会が必要となります。
今回がシリーズ最後の開催となります!! お時間がある方、本気で課題を解決したい方は、ぜひご参加ください!!
日程:2026年9月29日(水)
時間:19:00~20:15
内容:地域連携マーケティング(評価・分析編)
方法:オンライン
※時間厳守・お一人さま各章1回まで無料参加。それ以降有料となります。
1.ルールを変えれば行動が変わる
組織の構造改革において、おそらく最もシンプルでありながら、実際には最も難しいのが「ルールを変える」ことではないでしょうか。
「ルール(rule)」という言葉の語源は、ラテン語で「真っすぐな棒」や「定規」を意味する言葉に由来するとされています。
そこから転じて、物事を測るための「基準」や「規範」を指すようになり、さらに英語では「支配」や「規則」といった意味を持つようになりました。
つまり、ルールを変えるということは、組織における基準や規範そのものを変えることを意味します。
そして、働く人は皆、そのルールに従って行動している以上、ルールが変われば行動も変わる。
言い換えれば、ルールを変えるとは「行動を変えること」に直結するのです。
2.ルールは人を縛るものなのか
しかし、この「ルール」という言葉には、働く側からすると、自分たちの自由を縛る鎖のようなイメージがつきまといます。
私自身も、会社員として働いていた頃は、ルールによって行動が制限され、自分の力を発揮できないと感じたことがありました。
ただ、いま振り返ると、この捉え方は一面的だったとも感じています。
なぜなら、社会という大きな枠組みで見れば、すべての秩序はルールによって成り立っているからです。
秩序とは、人や物事の動きが一定の基準や関係性によって整えられ、予測可能で安定した状態にあることを指します。
そしてこの秩序は、ルールが守られていることを前提に成立しています。
3.ルールがあっても機能しなければ意味がない
例えば、世界中の多くの人が平和を望んでいるにもかかわらず、戦争はなくなりません。
ロシアとウクライナの戦争も、その一例です。
国際法や国連、国際刑事裁判所といった、平和を維持するためのルールや制度が存在していても、それだけでは秩序を守りきれない現実があります。
つまり、ルールは存在するだけでは不十分であり、「守られること」「機能すること」によって初めて意味を持つのです。
そしてこれは、組織においてもまったく同じことが言えます。
また、ルールは万能ではありません。
制度として存在していても、時代や状況の変化に適応できなければ、機能不全に陥ります。
一方で、ルールが進化することで、人間の限界を補い、より正確な判断につながることもあります。
例えば、サッカーにおけるVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入は、その象徴的な例でしょう。
人の目だけでは判断が難しい場面をテクノロジーで補完することで、より公平で正確な判定が可能になりました。
このように、ルールは固定されたものではなく、常に変化し続けるべきものです。
4.失敗という経験から新しいるルールが生まれる
私自身の現場でも、ルールの変化を何度も経験してきました。
以前、株式会社木下の介護で入居相談員をしていた際、長期的にフォローしていたご夫婦の入居案件がありました。
当初はキャンペーン適用で入居金が二名で400万円でしたが、1年後にはキャンペーンが終了し、800万円へと変更されていました。
そのことに気づかず対応を続けてしまったのは、私の明確な失敗です。
しかし結果的には、これまでの丁寧なフォローと長期入居という価値が評価され、特例として400万円での契約が認められました。
そしてその後、この価格が“事実上の基準”として定着していったのです。
また、千葉県の総合病院へのアプローチを強化した際には、競合他社のショートステイ料金が1泊2日7,000円であることを知りました。
当時、私たちは13,000円で案内していたため、この差は大きな障壁となっていました。
そこで料金の見直しを提案し、9,000円まで引き下げた結果、病院からの問い合わせが増加し、成果につながりました。
そしてこの価格もまた、新たな基準として定着していきました。
5.約束は守るもの。ルールは変えるもの。
これらの経験から言えるのは、ルールは一度決めれば永続するものではなく、時間の経過とともに形骸化しやすいということです。
そして、環境や状況が変化したとき、従来のルールに固執することは、むしろ組織にとってマイナスに働く可能性があります。
今回、挙げた事例は、いずれも失敗から得た学びです。
だからこそ私は、ルールは常に見直し、アップデートし続ける必要があると考えています。
ただし、何のきっかけもなくルールを変えることは簡単ではありません。
多くの場合、その契機となるのは「失敗」です。
組織においても同様に、失敗を放置するのではなく、振り返り、省察し、そこから学びを得ることが重要です。
そして、時代や環境を客観的に捉えたうえで、形骸化したルールを見直すことこそが、組織が前進するために求められているのではないでしょうか。
ワンタイム・セッション
90分で経営課題を整理し、具体的な解決策までご提案します!
「何が問題なのか分からない」
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そんな医療・介護・福祉事業者のための、90分完結型のスポットコンサルティングです。
現在の状況を整理し、数字や現場の状況、組織体制などを確認しながら、「本当の課題はどこにあるのか」を一緒に考えていきます。
そのうえで、課題の優先順位を整理し、今後どのような取り組みを進めるべきか、具体的な改善策をご提案します。
【こんな方におすすめ】
・新規の問い合わせや紹介が増えない
・売上が安定しない
・採用しても応募が集まらない
・職員が定着しない
・管理者や職員の役割が曖昧になっている
・組織内の人間関係や連携に課題がある
・業務が属人化している
・経営課題を一度整理したい
・現在取り組んでいる施策が正しいのか確認したい
・継続コンサルを依頼するほどではないが、専門家に相談したい
【対応できる主なテーマ】
①地域連携・営業・売上
②人材採用・定着
③組織運営・仕組み構築
④人材教育・人材育成
⑤人事評価制度 等
【セッションの流れ】
① 現状把握・課題整理
まず、現在の状況やお困りごとについて詳しくお伺いします。福祉ビジョングループ独自の診断シートで組織の状況について問診を行います。
② 原因分析
数字・仕組み・組織・現場の状況などから、問題が起きている原因を整理します。
③ 本質的な課題の特定
表面的な問題だけではなく、「本当に解決すべき課題は何か」を明確にします。
④ 改善策のご提案
課題に対して、具体的に何を変えるべきか、どこから取り組むべきかをご提案します。
⑤ 次のアクションを決定と議事録の納品
セッション終了後から取り組めるよう、優先順位と具体的な行動を整理します。また話し合った内容を録音し、議事録を送ります。今後の参考にしてください。
【サービス概要】
形式:①オンライン対応 ②対面対応
費用:①55,000円(税込)②99,000円(税込)
時間:90分対象:医療・介護・福祉事業者

書籍のご案内
医療・介護・福祉経営を支える専門書
THE 地域連携力(日本一の地域連携力)
THE 採用力(本物の経営とは採用力)
THE 組織力(人が生きる経営で未来を創る)
プロフィール
FukushiVisionGroup株式会社
医療・介護・福祉経営コンサルティング
塚本洋介(社会福祉士・福祉マネジメント修士)
千葉商科大学商経学部経済学科卒業
日本社会事業大学専門職大学院福祉マネジメント研究科修了
公式YouTubeチャンネル「福祉経営コンサルの豆知識」

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