減らすべきはプライド。増やすべきは素直さと柔軟性。
はじめに
地域連携マーケティング勉強会のお知らせ
おはようございます。FukushiVisionGroup株式会社の塚本です。
はじめに、第4回目となる医療・介護・福祉経営のオンライン勉強会のご案内をさせていただきます!
現在、12名の方がお申込みされています!!
第4回目は、地域連携マーケティングを成功させるために必要な「地域連携体制」をテーマに開催いたします。
「紹介が少ない」
「売上が減っている」
「電話が鳴らない」
「競合が増えた」
などの課題について、原因や改善の仕方が分からないと悩んでいる方は、ぜひご参加ください!!
どんな勉強会なのかな?と思った方は、第2回の地域連携マーケティング(基礎編)の動画をご覧くださいませ。

1.かつての慣習や文化を変える必要がある
医療・介護・福祉業界で事業を成す組織には、今後さらに「柔軟性」が求められるようになります。
1日8時間・週40時間という労働時間の固定観念、身だしなみの制約、上下関係による縦社会的な構造、正社員の副業禁止、定期昇給や年2回の賞与、定年制度など、かつて“当たり前”とされてきた「しきたり」や「慣習」「文化」は、確実に変化していきます。
実際に、ここで挙げたもののいくつかは、すでに新しい概念へと置き換わり始めています。
では、なぜ医療・介護・福祉業界は、ここまで「変わること」に対して抵抗を示すのでしょうか。
他業界と何が違うのか。
私はそこに、問題の本質があると考えています。
この業界に限らず、建設業、運送業、冠婚葬祭業など、「変化」に抵抗を示しやすい業界には共通点があります。
2.経営者の年齢が高いと柔軟性がなくなる
それは、経営者の年齢層が比較的高く、新しい価値観や仕組みを理解しようとしない“硬直性”が組織に残りやすいという点です。
もちろん、年齢に関係なく柔軟で革新的な経営者も存在します。
しかし、これまで多くの現場を支援してきた実感としては、そうした傾向が一定数存在することは否定できません。
実際に、私が支援していた訪問看護事業所の経営者も、決して高齢ではありませんでしたが、成功体験が昭和型のものであったがゆえに、令和の時代に適応できない経営方針を掲げ続けていました。
その結果、離職が常態化し、さらには独立した看護師に利用者を奪われるという事態にまで発展していました。かつては機能していた成果主義的な働き方も、現代においては必ずしも有効とは言えません。
だからこそ私たちは、問題の本質を見極めたうえで、この訪問看護事業所の歩合制度を廃止し、組織の定義に基づいた「役割主義」への転換を行ったのです。
一方で、古い価値観は経営者だけに存在するものではありません。
地方においては、一般職や管理職であっても、同様の価値観を持つケースが少なくないのが現実です。
「給与が低い」「賞与を上げてほしい」「もっと評価されたい」といった声は決して珍しいものではありませんが、それが過度に自己中心的な要求となったとき、組織としての機能を阻害する要因となります。
現代においては、金銭だけで人が動く時代ではありません。
さらに言えば、他者からの評価すらも、絶対的な動機にはなり得ない時代へと移行しています。
3.重要なのはモチベーションではなく「意志力」
では、人が仕事をするための「意志力」とは、どこに存在するのでしょうか。
一般的には「モチベーション」という言葉が使われますが、私はこの言葉は好きではありません。その理由は、「モチベーション」という概念が、どこか外部から与えられる刺激によって人が動かされる、受動的な印象を持つからです。
語源を辿れば、モチベーションはラテン語の movere(動かす)に由来し、「人を動かす力」や「動機づけ」を意味します。
しかし、この言葉が多用されることで、「人は外部からの報酬や評価がなければ動けない存在である」という誤った前提が生まれてしまう危険性があります。
マネジメントにおいても、「どうすれば人を動かせるか」という発想に偏ることで、本来の意味から逸脱し、「人をコントロールする技術」として誤解されてしまうことも少なくありません。
4.増えるのは「プライド」。減るのは「素直さ」と「柔軟性」
人は年齢とともに、増えていくものと、減っていくものがあります。
経験や知識は蓄積される一方で、柔軟性や変化への適応力は、意識しなければ低下していきます。
30代後半に差し掛かると、これまでの経験を活かすフェーズに移行しますが、40代以降になると、過去の成功体験やプライドが強く影響し、新しい価値観や方法を受け入れることに無意識の抵抗が生じやすくなります。
私自身も、40代の社員との関わりにおいて、大きな難しさを感じた経験があります。
責任を回避する行動、新しい分野を学ぼうとしない姿勢、自らの役割を理解しようとしない意識、そして周囲への不満の蓄積。
正直なところ、組織支援を生業としている私であっても、自社の中で対応しきれない場面があったのは事実です。
もちろん、これは年齢だけの問題ではなく、個人の性質による部分も大きいでしょう。
ただし、人の現在の状態、すなわち言動や態度、価値観は、すべて過去の積み重ねによって形成されています。
組織において最も重要なのは「人」です。
そしてその「人」が、どれだけ多面的に、そして柔軟に変化できるかが、組織の成長を左右します。
もし組織の中に、変化を拒み、柔軟性を持たない人材が存在するのであれば、放置してはいけません。
適切な役割への再配置、あるいは処遇の見直しなど、明確な対応を取らなければ、組織は時間とコストを浪費し、本来果たすべき機能を失ってしまいます。

ワンタイム・セッション
90分で経営課題を整理し、具体的な解決策までご提案します!
「何が問題なのか分からない」
「課題は見えているけれど、どう改善すればいいか分からない」
「継続的なコンサルティングを依頼する前に、一度意見を聞きたい」
そんな医療・介護・福祉事業者のための、90分完結型のスポットコンサルティングです。
現在の状況を整理し、数字や現場の状況、組織体制などを確認しながら、「本当の課題はどこにあるのか」を一緒に考えていきます。
そのうえで、課題の優先順位を整理し、今後どのような取り組みを進めるべきか、具体的な改善策をご提案します。
【こんな方におすすめ】
・新規の問い合わせや紹介が増えない
・売上が安定しない
・採用しても応募が集まらない
・職員が定着しない
・管理者や職員の役割が曖昧になっている
・組織内の人間関係や連携に課題がある
・業務が属人化している
・経営課題を一度整理したい
・現在取り組んでいる施策が正しいのか確認したい
・継続コンサルを依頼するほどではないが、専門家に相談したい
【対応できる主なテーマ】
①地域連携・営業・売上
②人材採用・定着
③組織運営・仕組み構築
④人材教育・人材育成
⑤人事評価制度 等
【セッションの流れ】
① 現状把握・課題整理
まず、現在の状況やお困りごとについて詳しくお伺いします。福祉ビジョングループ独自の診断シートで組織の状況について問診を行います。
② 原因分析
数字・仕組み・組織・現場の状況などから、問題が起きている原因を整理します。
③ 本質的な課題の特定
表面的な問題だけではなく、「本当に解決すべき課題は何か」を明確にします。
④ 改善策のご提案
課題に対して、具体的に何を変えるべきか、どこから取り組むべきかをご提案します。
⑤ 次のアクションを決定と議事録の納品
セッション終了後から取り組めるよう、優先順位と具体的な行動を整理します。また話し合った内容を録音し、議事録を送ります。今後の参考にしてください。
【サービス概要】
形式:①オンライン対応 ②対面対応
費用:①55,000円(税込)②99,000円(税込)
時間:90分対象:医療・介護・福祉事業者

書籍のご案内
医療・介護・福祉経営を支える専門書
THE 地域連携力(日本一の地域連携力)
THE 採用力(本物の経営とは採用力)
THE 組織力(人が生きる経営で未来を創る)
プロフィール
FukushiVisionGroup株式会社
医療・介護・福祉経営コンサルティング
塚本洋介(社会福祉士・福祉マネジメント修士)
千葉商科大学商経学部経済学科卒業
日本社会事業大学専門職大学院福祉マネジメント研究科修了
公式YouTubeチャンネル「福祉経営コンサルの豆知識」

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