【人材定着】人財・人材・人在・人罪‐どの"ジンザイ"が多いですか?
- 7月25日
- 読了時間: 6分
はじめに
第4回福祉ビジョン倶楽部の開催
おはようございます。Fukushi Vision Group株式会社の塚本です。
昨日は月に一度の『福祉ビジョン倶楽部』を開催しました。まだ4回ではありますが、毎回、試行錯誤しております。
近年、コミュニティの重要性は高まっております。情報・モノ・カネにおける"貧困"が減り、人と繋がることが、より重視されてきました。
そのため、SNSを見ると透明性の高いものから、怪しいものまで有象無象となっています。
コミュニティという存在はいいとして、そこで何をするかというのが、とても重要だと思うわけです。
福祉ビジョン倶楽部は、まだまだ試行錯誤しております。第4回目は、完全なる勉強会というこで、「採用勉強会」を行いました。
実はかなり、特殊な方法で実施しました。
それは『プログラム×デザイン』という超参加型・超難関研修です。
・とにかく論理的であること
・とにかく可視化・言語化すること
・隠れた”重要キーワード"を見つけること
・実践で役に立つこと
急遽、キャンセルした方が5人もいたため、同職種・同業種で、3人ずつテーブルを2つに分けました。
グループ①:歯科医院の採用
グループ②:訪問看護の採用
本来は、医療・介護・福祉で働く専門職人材向けの超参加型グループワークなのですが、これを組織課題の解決用に転用したのが『プログラム×デザイン』となっています。
最終的には、すべて完成させることができなかったものの、なんとか1グループだけはプレゼンまで持っていくことができました。
時間はかかるが、効果効能が高い研修としては、ベストプラクティスだと思います。
興味ある方は、ぜひ次回、お待ちしております。

【人材定着】人財・人材・人在・人罪
1.「人財」は利益をもたらす
人材定着を語るときに注意しなければならないのは、「人材が残っている」という状態を、安易にポジティブに捉えてはならないということです。
なぜなら、それは単に“辞めていないだけ”の状態です。
その中には、社会人としての「生き場」を失い、組織に対してなんら生産的な利益をもたらしていない人材が含まれている場合があるからです。
組織で働く「人」を表現するとき、四つの言葉が使われることがあります。
それが「人材」「人財」「人在」「人罪」です。
これは組織の成長サイクルに似ており、働く人にも社会人として、人間としての質が変化し、悪化していく可能性すらあることを意味しているのです。
通常の「人材」と比較して、組織に利益をもたらす人を「人財」と呼びます。
これは、組織にとって宝であることを意味しています。
しかし、医療・介護・福祉業界では「人財」という言葉を多用する組織をよく見かけるものの、何を根拠に人財と呼んでいるのか疑問に感じることがあります。
むしろ「人を大切にしている」とわざわざ強調しなければならない状況は、過去から現在に至るまで、人を十分に大切にできていなかった証明ではないかとさえ思うのです。
本当に「人が財産である」と考えるのであれば、相応の体制整備や、マネジメント層の意識改革が不可欠です。
また、その取り組みというのは非常に困難なものとなります。
その改革や成長促進の取り組みを実現し、本当の意味における「人財」として成果を組織が残すならば、私たちのようなコンサルタントを一つの役割として活用することは有効な手段であると言えます。

2.「人在」は辞めていないだけ
次に「人在」とは、人が成長し利益を生む段階から後退し、単に組織に所属しているだけの状態を示します。
社会人としても組織人としても停滞し、決められた仕事は一通り行います。
しかし、その人にかかる人件費+社会保険料+按分経費を総合すると、組織にとって±0の存在です。
つまり“ただ在るだけ”なのです。
この結果を生む要因としては、本人の意思だけでなく、組織の働く環境の影響も大きいと考えています。
すべての人が自ら価値を高められるわけではありません。
だからこそ組織は、常に職員の活躍の場を模索し、提案し続けることが求められます。
しかし、その提案を受け入れるかどうかは本人次第であり、受け入れなかった結果として停滞状態に陥るのです。
「馬を水辺に連れていけるが、水を飲むかどうかは馬次第」アドラー心理学の有名な言葉です。
人材定着の間違った解釈は「ただ在るだけ」を算定することではありません。
3.「人罪」はゾンビ化した人間
最後に「人罪」です。
これは職員が“ゾンビ化”した状態です。
人在と違って、組織にただ所属しているだけでマイナスの影響をもたらす存在です。
売上も生まれず、人件費を食いつぶし、新しい芽を摘み、自分の居場所を法律という名のもとに必死で守ろうとします。
このような人材を抱えることは、経営者にとって大きな苦労となります。
特に医療・介護・福祉業界では、人員基準や施設基準を満たすために雇用しているケースも多いため、事業の存続と天秤にかけざるを得ない状況で簡単に切り離すことができないのは、とても辛い状況です。
人材定着は、端的に言えば「人材」と「人財」に焦点を当て、いかにして「人在」と「人罪」を生み出さないように、人事に関する取り組みを強化することです。
そして、組織に貢献し続けられるよう維持していくかではないでしょうか。
単に組織に居座ることを意味せず、働き手自身が働く意欲を高く維持できるようにサポートする。
そのうえで、適宜適切な機会を提供し、学びが力になり、そして組織に利益をもたらすものであると考えています。
個別無料相談60分(オンライン)
医療・介護・福祉事業の経営者の方、また管理職の方で、人材採用や人材定着に悩み、日々、不安を抱えながら仕事をされている方は、ぜひご相談ください。
私は、有名ではありませんが確実にお客様の課題に対して、真剣に向き合ってきた豊富な実績と知識、柔軟なアイデアを発想することができます。
60分の無料相談では個別にじっくりと現在の課題に向き合います。
その場で解決できることもあれば、大きなヒントや気づきを得ることができます。
高いコンサル費用を支払う前に、まずはご相談ください。必ずお役に立てるはずです。
塚本洋介
書籍のご案内
医療・介護・福祉経営を支える専門書
THE 地域連携力(日本一の地域連携力)
THE 採用力(本物の経営とは採用力)
THE 組織力(人が生きる経営で未来を創る)
プロフィール
FukushiVisionGroup株式会社
医療・介護・福祉経営コンサルティング
塚本洋介(社会福祉士・福祉マネジメント修士)
千葉商科大学商経学部経済学科卒業
日本社会事業大学専門職大学院福祉マネジメント研究科修了

福祉ビジョン倶楽部医療・介護・福祉業界を支えるコミュニティ
\士業・個人・経営者・事業者など誰も参加できます/
イベントはこちらをご確認くださいませ!
%20(3).png)



コメント