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組織文化を変えるのは容易ではない

12 時間前
読了時間: 7分





はじめに


第5回│医療・介護・福祉経営勉強会のご案内



おはようございます!! Fukushi Vision Group株式会社の塚本です。


2026年9月29日(水)19:00~20:15で第5回となる医療・介護・福祉経営勉強会│地域連携マーケティング(評価分析編)をオンライン開催いたします!



前回、地域連携マーケティング(仕組み化編)を開催し、22名の方々にお申込みいただきました!!


本当にありがとうございました。



今回は「評価・分析編」ということで、主に管理的な内容となっております。


地域連携はただ行動しているだけでは意味がありません。結果を評価⇒分析することで、次のアクションを正しく実行できます。


そうすることで、より求める成果を手に入れることが可能となります。


昨今、在宅部門における医療・介護・福祉事業者の参入が多い中、どのようにして売り上げとヒトを守るのか。



それは、徹底した管理です。


そこには活動を適切に評価し分析する能力と機会が必要となります。


今回がシリーズ最後の開催となります!! お時間がある方、本気で課題を解決したい方は、ぜひご参加ください!!


日程:2026年9月29日(水)

時間:19:00~20:15

内容:地域連携マーケティング(評価・分析編)

方法:オンライン

※時間厳守・お一人さま各章1回まで無料参加。それ以降有料となります








1.文化とは「慣れ」の連続



 構造と体制の中間に位置づくものとして、私は組織の「文化」を捉えています。


文化とは、経営者や職員一人ひとりの日々の行動の積み重ね、すなわち“慣れの連続”によって形成され、やがて空気のように組織全体に染みついていくものです。


それは目には見えませんが、確実に組織の在り方を表しています。



売上が低迷している組織や、人材が定着しない組織に共通して見られるのは、この文化が「他責思考」で満ちているという点です。



経営者から管理者、そして現場職員に至るまで、自ら責任を引き受けることを避け、「誰かのせい」にしてしまう。



この空気が常態化している組織の支援は、正直なところ容易ではありません。





2.他責思考にに陥る理由とは



では、なぜ人は他責思考に陥るのでしょうか。


その背景には、いくつかの心理的・社会的要因があります。まず、人は失敗や不都合な結果に直面したとき、自尊心を守ろうとする防衛本能が働きます。



自分の判断や能力の不足を認めることは痛みを伴うため、「環境が悪い」「他人のせいだ」と解釈することで、その痛みを回避しようとします。



次に、努力と結果が必ずしも一致しない状況が続くと、「自分が頑張っても意味がない」という無力感が生まれます。


その結果、原因を自分ではなく外部に求めるようになります。


反対に自責思考には、失敗を振り返り改善点を見出す力が求められますが、そのような思考プロセスを学ぶ機会が少ない場合、人はより簡単で感情的に楽な他責思考へと流れてしまいます。



つまり他責思考とは、単なる怠慢ではなく、自己防衛・環境・経験の積み重ねによって形成される“自然な傾向”でもあるのです。


他責思考の文化は放置すれば組織全体を蝕みます。



だからこそ、誰かが意図的に抑制し、コントロールしていかなければなりません。


ただし、組織の内部にいる人間ほど、この文化に無自覚です。

日々その空気の中で働いているため、それが当たり前となり、問題として認識すること自体が難しくなります。



その意味で、外部のコンサルタントが介入することは、費用をかけてでも文化を可視化し、変革していくための有効な手段だと考えています。





3.医療ITベンチャーの離職率の原因は「挨拶」だった



以前、私が在籍していた創業4年の医療系ITベンチャー企業でも、文化の問題が顕著に表れていました。



正しい医療情報の発信と、医師と患者を直接つなぐという理念を掲げ、従業員は140名以上、資本金も1億円を超え、上場を目指す勢いのある企業でした。


しかし、その一方で離職率の高さが大きな課題となっていました。



その根底にあったのは、「挨拶がない」という、極めて基本的でありながら深刻な文化でした。



急成長の中で人材が一気に増えた結果、同じオフィスにいながら「仲間」という感覚は希薄になり、単に“同じ場所で働く他人同士”という関係性が広がっていました。



社内ツールでの連絡に対しても返信はなく、日常的なコミュニケーションも成立していませんでした。


外から見れば整ったオフィス環境であっても、内部では人間関係が分断され、不満を言い合い、互いの状況を探り合うことが日常となっていたのです。




4.1on1を導入しても無駄だった


この離職問題に対して会社が打ち出した施策が、「1on1ミーティング」でした。


1on1は、2017年に出版された『ヤフーの1on1』を契機に、日本企業に広く浸透したマネジメント手法であり、人材育成や離職防止の手段として知られています。



しかし現実には、この手法を正しく運用できている組織は多くありません。


「1on1を導入したが、むしろ疲弊した」という声が多いのは、単に“個別で話す場”を設けただけに留まり、本質的な対話が行われていないからです。



この企業でも同様で、当時の代表自身が「面談に時間を使うのは無駄だ」といった姿勢を見せており、その空気が現場にも伝播していました。



本来、1on1とは対話によって相互理解を深めるための手法です。


しかし、上司が自分の価値観や理想を一方的に押し付ける場になってしまえば、関係性はむしろ悪化します。



これが、いわゆる「機能しない1on1」です。



そもそも、経営者と現場の間には大きな意識の差があります。その状態で対話を行うこと自体に難しさがあるのは当然です。



それでもなお、組織文化を変えるためには、一人ひとりの意識を変えていくしかありません。



時間も労力もかかる取り組みですが、「組織とは人である」という前提に立つ以上、避けて通ることはできないのです。




ワンタイム・セッション


90分で経営課題を整理し、具体的な解決策までご提案します!


「何が問題なのか分からない」

「課題は見えているけれど、どう改善すればいいか分からない」

「継続的なコンサルティングを依頼する前に、一度意見を聞きたい」



そんな医療・介護・福祉事業者のための、90分完結型のスポットコンサルティングです。


現在の状況を整理し、数字や現場の状況、組織体制などを確認しながら、「本当の課題はどこにあるのか」を一緒に考えていきます。


そのうえで、課題の優先順位を整理し、今後どのような取り組みを進めるべきか、具体的な改善策をご提案します。



【こんな方におすすめ】

・新規の問い合わせや紹介が増えない

・売上が安定しない

・採用しても応募が集まらない

・職員が定着しない

・管理者や職員の役割が曖昧になっている

・組織内の人間関係や連携に課題がある

・業務が属人化している

・経営課題を一度整理したい

・現在取り組んでいる施策が正しいのか確認したい

・継続コンサルを依頼するほどではないが、専門家に相談したい



【対応できる主なテーマ】

①地域連携・営業・売上

②人材採用・定着

③組織運営・仕組み構築

④人材教育・人材育成

⑤人事評価制度 等


【セッションの流れ】

① 現状把握・課題整理

まず、現在の状況やお困りごとについて詳しくお伺いします。福祉ビジョングループ独自の診断シートで組織の状況について問診を行います。


② 原因分析

数字・仕組み・組織・現場の状況などから、問題が起きている原因を整理します。


③ 本質的な課題の特定

表面的な問題だけではなく、「本当に解決すべき課題は何か」を明確にします。


④ 改善策のご提案

課題に対して、具体的に何を変えるべきか、どこから取り組むべきかをご提案します。


⑤ 次のアクションを決定と議事録の納品

セッション終了後から取り組めるよう、優先順位と具体的な行動を整理します。また話し合った内容を録音し、議事録を送ります。今後の参考にしてください。



【サービス概要】

形式:①オンライン対応 ②対面対応

費用:①55,000円(税込)②99,000円(税込)

時間:90分対象:医療・介護・福祉事業者









書籍のご案内

医療・介護・福祉経営を支える専門書


THE 地域連携力(日本一の地域連携力)


THE 採用力(本物の経営とは採用力)


THE 組織力(人が生きる経営で未来を創る)


組織力
組織力



プロフィール


FukushiVisionGroup株式会社

医療・介護・福祉経営コンサルティング

塚本洋介(社会福祉士・福祉マネジメント修士)

千葉商科大学商経学部経済学科卒業

日本社会事業大学専門職大学院福祉マネジメント研究科修了


公式YouTubeチャンネル「福祉経営コンサルの豆知識」














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