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伝言ゲームはすごい・・

更新日:3 日前

こんにちは!Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。



今日は弊社で実施した「社内研修」について、ある驚くべき結果を報告したいと思います。









最近、私たちはとあるサービス付き高齢者住宅で「伝え方」に関する研修を行いました。




この研修が必要と感じた背景には、理事長から聞かされた、利用者および職員間のコミュニケーションにおける問題がありました。




虐待とまではいかないものの、言葉の暴力が増えているという指摘でした。




私たちは日々、どれほど言葉が人を傷つけることができるかを理解し、注意を払っていますが、それは私自身も、強い口調で家族に接することがあるのを反省しながら、今回の研修ではコミュニケーションのあり方を見直す機会となりました。





「伝え方」の研修では、伝える目的を理解し、相手の状況や能力、立場、感情を配慮した伝え方を学び、さまざまなシチュエーションに対応するための指導を行いました。



そして研修のメインイベントとして、伝言ゲームを実施しました。




この伝言ゲームは、口頭で伝えた内容を次々と他の人へ伝えていくもので、バラエティ番組でもよく見られます。今回は、伝え方の危険性を理解してもらう目的で、7人の管理職が参加しました。





ただ、この伝言ゲームから得られた結果は、私たちにとって、予想外の大きな結果を提供してくれました。





以下、伝言ゲームのルールと結果を示します。


ルール①:伝える方法は口頭のみ。

ルール②:一度しか伝えてはいけない。

ルール③:最後の人はホワイトボードに書き出す。






そしてゲームの結果、お題から大きくずれた文章が完成しました。






お題①:

「月曜日の朝会では、先週の達成と今週の目標について話す予定です。」



→ 「町内会費は月曜日と来週の火曜日の予定となっている。」






お題②:

「来週の金曜日は、毎月恒例のチームビルディングイベントで、午後は全員でボウリングに行きます。」




→「今回のイベントはチームイビングで、来週はボウリングです。」






これらの結果を見て、参加者全員が驚き、そして大笑いしました。



そして、重要な気づきもありました。




「口頭のみ」で伝える危険性を実感し、一部の参加者は朝の申し送りが怖くなったと述べました。





また、価値観、状況、伝えるタイミング。これらの要素が絡み合う中で、本当に伝えたいことが伝わらないことがよくわかりました。




今回の研修を通じて、伝言ゲームの効果と面白さ、そしてそれが研修にどれほど役立つかを改めて確認する機会となりました。




今後も弊社は、より良いコミュニケーションを推進するための研修を続けてまいります。皆様にとっても参考になる情報となりましたら幸いです。




次回もお楽しみに。



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【クライアント例】




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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング

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