おはようございます。
Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
本日は、人材育成における役割認識ゲームの考察をしたいと思います。
先日、障害者グループホームにおいて役割認識ゲームを実施しました。
役割認識ゲームの目的は医療・介護・福祉における人材育成です。
人材育成といっても、概念が広すぎるため何をすればいいのかと悩むところですが・・・
今回、人材育成における人材育成モデルというのを作りました。
このモデルに基づいて、人材育成を目的とした役割認識ゲームを開発・実践しました。
まず、人材育成の目的を改めて考えみると非常に難しいことが分かります。人材育成の目的ほど曖昧なものはありません。
そこで、人材育成の目的を”自律した人材”にしました。
つまり仕事において自律性の高い人間の育成ということです。
縦軸に自律性と対義語で他律性にします。そして中間に自立とします。
すると各言葉の定義は下記となります。
自律とは・・
自己に決められた権限と責任の範囲内で目標に向けて判断と行動が主体的にできる。
自立とは・・
組織で定められた役割を他人に頼ることなく、自身で責任をもって完遂することができる。
他律とは・・
組織や上司の指示に従って、他人の助言やサポートのもと定められた役割を完遂する。
このモデルの特徴は階級制ではなく非階級制であるということです。
つまり、役職や肩書は組織内の階級制ありきの人材育成であって、その目的は人を育てることではなく階級に上げるためのカリキュラムやプログラムなのではないかということです。
組織内のヒエラルキーの中で、どんなに階級が高くても、例えば部長職であっても言われたことだけを実施する他律性の高い人間であれば、それはその階級の中で自律性を高める人材育成が必要なのです。
これまでに例のない考え方もしれませんが、人材育成と階級制は実は別物であるという考えが今回のモデルであり、役割認識ゲームの神髄なのです。
さて、この役割認識ゲームを障害者グループホームで実践しました。
初めての実践であったにも関わらず、やはり現場で働いている方々の仕事に対する取組みや考えの真剣さから、思った以上に高い評価を得ることができました。
下記、ゲームの考察として改善点と評価点です。
【改善点】
カードのデザイン
・カードの色訳を共通にする。
・カードを取りやすいような素材を使用する。
【評価点】
・改めて自分の役割を認識できた。
・組織で曖昧な部分が明確になった。
・同僚や上司の考え方を把握できる。
・新人育成に使用できる。
【工夫した点】
・事前のルール説明や役割認識について研修を実施した。
今回、実際の現場で試したのは初めてでしたが、その前に7回ほど大学のゼミで試しました。そこから、事前の説明をいかに丁寧にやることが大切だという事を学びました。
結論から言うと、役割認識ゲームは多々修正点があるにせよ、効果性があるのでこれからも様々な事業所で実践したいと思います。
それでは。
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