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礼儀という身勝手な期待

更新日:13 時間前




おはようございます。


Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。



本日は「礼儀という身勝手な期待」についてお話いたします。



人として、最低限の礼儀やマナーは大切だと言われていますが、果たしてそれは本当に必要のか?それとも、される側の身勝手な期待なのか?




















前回は、病院で言葉遣いの研修が流行っているという話をしましたね。つまり礼儀やマナーの話のことです。




状況や相手により言葉遣いを変え、対人関係を円滑させるためのコミュニケーション技術を鍛えることが重要だというお話です。




私も、特に礼儀やマナーを重んじるようなことはしていませんが、最低限のものは叩き込まれていることから、挨拶やお礼、言葉遣いというのを気を付けております。







なぜ、挨拶やお礼、言葉遣いに気を配るのか。



これをよく考えてみると、日常生活、仕事も含め”常に相手”がいることだからです。






私は、これを「される側の身勝手な期待」と言っています。





具体的には、朝、出勤したら挨拶をするのは、先に出社している人が挨拶されるのを期待しているからなのです。この見えない期待や空気を察知して、相手の期待に応える形で”反応”しています。






他にも例があります。



例えば食事です。年配であり、かつ社会人として大先輩の方と食事をしたとしましょう。


また、食事代は社会人の大先輩が全額支払いました。



そして、食事中、大先輩の経験を聞きながら仕事についてのアドバイスをいただきました。




さらに言えば、本来こちらが用意すべき手土産を、大先輩が先に用意してくれており、帰りにくれました。






気を付けるべきは、食事中のマナー、言葉遣い、話の聞き方などのコミュニケーションと、食事をご馳走いただいた丁寧なお礼です。





お礼など、その場限りでいいと思うのが”今の人”です。



しかし、50歳を超えた社会人の大先輩は、食事後、帰宅後の丁寧なお礼や挨拶を期待しているものです。



なぜなら、彼らはそのようにこれまで生きてきましたし、自分たちがこれまでそうしてきたからです。



丁寧な挨拶や御礼、マナーが仕事に大きな影響を与えていることを知っているからこそ、とても大切にしてきたのです。






自分にとって貴重な経験と機会だった。本当に楽しく食事ができた、さらには御馳走してもらった。



これらには心から感謝すべきであり、感謝しているなら、本当にありがたいと思うなら、遅くとも24時間以内には丁重にお礼をすべきなのです。







私はこれを、相手の期待に応えなければならない、身勝手な期待と言いますが、こういった古き良きマナーが日本人の良いところだと思いますし、そういう曖昧な空気が存在するのが、「社会」と言われるものだと思います。





こういう礼節を怠る人間は、一発で仕事ができないと思われてしまいます。





私も常々気を付けておりますが、どんなに忙しくても、どんな理由があろうとも、本当に貴重な機会だとおもうなら、1分や2分の挨拶を怠ってはいけません。





それは自らの価値を低くする行為であるということです。






それでは。





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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング



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