成果が出ないのを「地域性」の責任にしてはいけない
- yousuke tsukamoto
- 4 日前
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更新日:4 日前
在宅医療や在宅介護事業の方々で、特に開業して間もない方に多いのは、実施した営業活動に対する乏しい成果の責任を「地域性」だと言っていることです。しかし、この地域性も含めて戦略を検討し実行するのが「営業活動」であることを忘れてはいけません。

本日のテーマは『成果が出ないのを「地域性」の責任にしてはいけない』です。
FukushiVisionGroup株式会社では、医療・介護・福祉業界の地域連携活動におけるコンサルティング支援を行っており、これまでに病院やクリニック、介護事業所、障害者施設、訪問看護、訪問医療マッサージ等、様々な業種をご支援してきました。
またその範囲は広く北は北海道から南は沖縄まで日本全国の事業所を対象に経営コンサルティングを行っています。
今回の「地域連携」においては、関東圏が多かったですがそれでも人口数千人の町の事業所においても支援実績があります。
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本日のおすすめは『訪問看護の地域連携活動の極意』です。
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経営支援の一環として、売上を増加させるための支援として『地域連携コンサルティング』がありますが、この内容は主に代行支援・同行支援に分かれています。
同行支援は代表である私が事業所の担当者と一緒に居宅介護支援事業所や地域包括支援センター等を同行し教育的観点から正しい訪問や話し方を実践するのが目的となっています。
代行支援は営業活動の一部である「お手紙」の作成と発送を行っており、事業所の認知度を広く、拡大することで問合せを増やすことを狙っています。
これまで50社以上をご支援してきた経験から、地域連携活動に対する成果乏しい方というのは、自分以外の外部環境に対して「責任を押し付ける傾向」があります。
例えば・・
「田舎なので都会と違って訪問医療マッサージの認知度が低い」
「家に看護師が訪問することを怪しいと思う高齢者が多い」
「ケアマネが訪問医療マッサージの事を知らない」
もちろん、これらの言い分は事実も含まれていますが、ただしこの内容からは成果が出ないのは自分以外の責任であるということを強く協調されていることが分かります。
一つ目の「田舎なので都会と違って訪問医療マッサージの認知度が低い」というのは、これはどの田舎でもあるあるで、事実なのです。しかしながら、だからとって活動を放棄してしまえば、そこで開業した意味がありませんよね。
二つ目の「家に看護師が訪問することを怪しいと思う高齢者が多い」これも地方で支援した際のお困りごとの一つでしたが、そういった文化がなければ当然あることです。
こういった在宅医療・介護においても、国の制度で整備されているものの、地域によっては文化的背景や導入実績が少なければ、当然のように認知度が低いことがあります。
しかし、冒頭に伝えたとおり、それを含めて地域連携活動を実施することです。
訪問医療マッサージの認知度が低ければ、認知度を高めることで契約数が増えるということ。田舎で訪問看護の風習がなければタウンミーティングを開催して看護師が家に訪問することを理解してもらえばいい。
都内には都内の難しさがあります。
田舎には田舎の難しさがあります。
認知度が高ければ、それだけ利用している人が多い。だからこそ競合が多いのです。
認知度が低ければ、それだけ競合がいない。入り込める可能性が高いのです。
すべての事業には開業するエリアによって地域特性は存在しますが、それも含めて経営戦略を立てなければいけません。
即効性のある戦略は長続きせず、地道に積み上げたものは継続するのです。
わかっちゃいるけど~~という感じですよね。
私も苦労することは多いです。
すべてが理屈通りに計画どおりに進むわけはありません。
困難さも含めて面白いと思えるようになると、それは成長という一文字で表せるかもしれませんね。
地方で!田舎で!集客や地域連携にお困りの方はぜひご相談ください!
それでは良い一日を!
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