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医療・介護・福祉業界における理念とビジョンの力

更新日:4月6日


おはようございます。 Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。



本日は「医療・介護・福祉業界における理念とビジョン」についてお話いたします。

医療・介護・福祉業界は、人々の健康と幸福に関わる非常に重要な分野ということは、釈迦に説法のことと存じます。




このような業界において、明確な理念とビジョンを持つことは不可欠ですよね。しかしながら、未だに理念やビジョンを示していない、あるいは示しているけど浸透していない企業があるのはとても残念なことです。



今日は「理念やビジョンが持つ力」を以下のようにまとめましたので、ご覧ください。



①方向性を示す


理念とビジョンは、組織や施設の方向性を示す役割を果たします。理念は、なぜその組織や施設が存在するのか、どのような価値を提供するのかを定義します。ビジョンは、将来の目標や望ましい状態を描き、組織の取り組むべき方向性を示します。これらの要素が明確であれば、スタッフや関係者は共通の目標に向かって一丸となって取り組むことができます。




②基準となる行動規範


理念とビジョンは、組織や施設の行動規範を確立する上で重要な指針となります。明確な理念は、医療・介護・福祉の提供において求められる倫理的な原則や価値観を示します。ビジョンは、理想的な状態を追求するための行動の基準を提供し、関係者が一貫した行動をとることを促します。



③スタッフや関係者のモチベーション向上


明確な理念とビジョンは、スタッフや関係者のモチベーションを高める効果があります。共通の理念やビジョンに共感し、目指す方向に向かって取り組むことは、個々の仕事に対する意欲や献身を高める要素となります。また、組織や施設が果たすべき役割や重要性について理解することで、スタッフはより責任感を持って業務に取り組むことができます。



④持続的な成長と改善


理念とビジョンは、組織や施設の持続的な成長と改善を促進します。





逆に、「理念やビジョン」がない場合、どのようなデメリットが発生するでしょうか?



①方針や目標のはっきりしなさ


理念やビジョンがないと、組織や施設の方針や目標がはっきりしなくなることがあります。それによって、スタッフや関係者がどう取り組むべきか分からず、仕事の順番や目標について混乱するかもしれません。



②倫理的なガイドラインがないこと


理念やビジョンがないと、組織や施設の倫理的なルールや行動規範が明確に示されないことがあります。それによって、専門職が倫理的なジレンマに直面した時にどう判断すればいいか迷ってしまうことがあります。また、組織全体の倫理的な基準がぶれることで、信頼や評判が傷つくこともあります。




③やる気の低下


理念やビジョンがないと、スタッフや関係者のやる気に影響を及ぼすことがあります。共有された目標や理念がないと、仕事に対する熱意や意欲が下がることがあります。また、組織や施設の存在意義や貢献度が明確でないと、スタッフの関与やパフォーマンスにも悪影響が出ることがあります。



このことから、分かる通り、理念やビジョンを明確にすることが組織としての在り方を確立し求める成果を得るのに最短ルートであることが理解できます。



もしもあなたが理念やビジョンを持たない状態でいるのであれば、ぜひ考え直してみてください。





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【クライアント例】



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