MSWのキャリアと人材マネジメント
- yousuke tsukamoto
- 9 時間前
- 読了時間: 4分
先日、とある医療法人グループにてMSW向けの研修を行う機会をいただきました。総勢50名のMSWの方々に偉そうにも楽しく研修ができたことは、貴重な機会でした。本当に素晴らしい経験をさせていただき、今回、引き合わせてくれた担当者の方には心より感謝しています。
ということで、本日のテーマは『MSWのキャリアと人材マネジメント』です。某医療法人グループについて行ったMSW向けの研修について、反省と振り返りを行いたいと思います。

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結論からになりますが、総勢50名を前にして研修を行ったのはさすがに初めての経験で、反省すべきことはありますが、人生において素晴らしい経験でした。
良かった点としては、これほどの人数を対象にしたときの雰囲気、反応、グループワークの様子について観察できたことです。テーマと研修内容が難しかったのか、グループワークのお題はやや難しかったとの声を聴きました。
MSWの方々は、普段はおそらく専門職としてのスキルや能力を向上させるための比較的、主観的な研修が多いのではないでしょうか。もちろん、事例検討の場合などは客観的な内容があるかと思います。
私が今回作成した研修資料のページはなんと過去最高の137枚!
どうにか2時間半でピッタリ終えることができましたが、さすがに詰め込みすぎたかもしれません。
その中で研修内容のほとんどが、主観ではなく客観的なものが多く、普段の研修とはひと味違うものだったと思うので、疲れてしまったかもしれませんね。
研修内容の目次は以下のとおりです。
①はじめに
②研修の目的と重要性について
③組織と仕事
④キャリアラダーと人事評価
⑤MSWのキャリアを考える
⑥人材マネジメント
⑦最後に
「はじめに」は現在の病院経営の状況について少しだけ開設しました。また地域連携室のMSWがどれだけ病院経営に貢献しており、治療と生活の板挟みになっているか、本当に普段から努力されていることを称えた内容になっています。
「研修の目的と重要性」は、今回のような法人内で行われる研修は決して当たり前ではないことを伝えました。人に投資する組織にいられるのは素晴らしく、またこの時間を無駄にしてはいけないことを伝えています。
「組織と仕事」では、専門職ではあるもののMSWも組織の中の一員であることを再認識してもらい、またそれぞれの役割を果たすことが目標達成に貢献し、社内の人間関係を円滑すると話しています。
「キャリアラダーと人事評価」ではそれぞれの違いと共通点について解説しています。キャリアラダーは専門職の道を示し、人事評価は組織の求める人物と結果の物差しであると開設しました。
「MSWのキャリアについて考える」では、結局はどんな職種でも定年制があることから、残りの時間をどのように活用して経験と年齢を積み重ねるかを考えてもらいました。結局は老いとの戦いであり、場合によっては『独立』という道があることも示しています。
「人材マネジメント」では、管理職・リーダー職に必要なマネジメント業務について解説しました。その中でも業務適正を見極めること、そして人材教育と育成は継続と習慣化が重要だということを伝えています。
普段、聞きなれない研修ではありますが、誰一人寝ることなく、なんだかんだ楽しかった、学ぶことができたというお声をいただき安心しています。
反省があるとするならば、活舌が悪かったこと、内容を詰め込みすぎたことなどがあります。グループワークをもう少し時間が取れるように進め方に工夫が必要だと思いました。
今回の研修は本当に素晴らしい成長の機会でした。
まだまだ未熟な講師ではありますが、できる限りの分かりやすさを重視して資料も作成しております。また固い雰囲気にしないように随時、冗談を交えながら参加者の様子と反応に合わせて進めています。
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