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部下が動かないのは上司の責任!



おはようございます。



医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。



本日は「部下が動かないのは上司の責任では?」と題しお話していきます。このお話は、つまりは『上司教育』と言っても過言ではありません。



すべては上司の責任です。その上司の責任は、さらに上の上司の責任です。



それではいきましょう。















医療・介護・福祉業界において、部下が働かない、言う事を聞かないと嘆いている上司はたくさんいることでしょう。



ただ、言葉を選ばずに言ってしまえば「部下をコントロールできない上司の責任」なのです。



つまりは、部下の能力を引き出し、部下に行動してもらい成果を出すことのできない「無能」であると言っているのです。





確かに、事実として”働かない”職員がいます。


ただ、ここでよく考えてほしいのは、最初から働かなかったわけではないということです。



働かなくなった原因がそこにはあるのです。






最近も、医療系の施設の経営者から管理職が働かないという相談をいただきました。



そこで「具体的に働かないとは何ですか?」と聞くと、施設の利用者獲得のために営業に行かない。ということでした。




さらに私は「その管理職の役割として営業活動があり、本人も同意していますか?」と聞きました。



「・・・・・・・・・そうだと思います。」





少し黙ったあとで、かなり曖昧な表現で「そうである」と言ったのです。





この例で分かる通り、利用者を集めるための営業活動が仕事として役割として、管理職に認識がなく、突発的に、かつ一時的に利用者確保をしなければならない状況なために、経営者が勝手に仕事を定めたとなります。





こういった勝手に仕事を決めつける例は、医療・介護・福祉業界では非常に多いのです。




これは「働かない」ではなく「働かないと勘違いしている」と捉えられますよね。




管理職の働くという定義と上司の働くという定義にギャップが生まれているので”そのように感じている”のです。





働かないのではなく、働いてもらうための上司の働きかけが不足しているので、仕事に対してしっかりと理由付けと説明が必要となります。






ひと昔前のいわゆる昭和の時代を生きてきた50代以上の管理職や上司というのは、気合と根性で乗り切ってきた時代であり、バブルという良い時代に救われたこともあり、時代がマネジメントやリーダーシップを不要としていました。




しかし、今は昭和ではなく令和です。



気合と根性が必要な時もありますが、経営者や管理職は「お金や地位」で人を動かしてきた安直な方法ではなく、時代と人、働き方を理解し、相応の管理が必要なのです。








話は変わりますが、組織を支援していて思うのです。



まだまだ、このように昭和の良き時代のやり方が通用すると誤解している能無しが多い・・・



こういう人たちは、自分たちに責任があるとは考えず、常に他人や部下の責任として処理します。もちろん、大きな金銭的損害が発生すれば、担当者の責任は発生しますが、基本的には上司、または経営者の責任です。




口だけでは良いことを言うのですが、いざ責任問題になれば他人に押し付けますから、このような組織で働く人たちは不幸としか言えません。





経営者も含め、自覚をもってほしいものです。




もしこれを読んでいる方の中に経営者がいれば、自分はどうなのか?自分の職場は大丈夫か?と今一度、見直してはいかがでしょうか。






それでは。









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SELPFULJAPAN合同会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング


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