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看護小規模多機能型居宅介護の視察感想



おはようございます。



医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。




本日は「看護小規模多機能型居宅介護の視察感想」ということでお話します。














まず、皆さんは看護小規模多機能型居宅介護(看多機)という医療・介護資源を聞いたことがありますでしょうか?





私は、聞いたことはあったけれど果たして何をするところなのか?小規模多機能型居宅介護との違いはなにか?


恥ずかしながら全く知りませんでした。





実は昨日、私が通っている社会事業大学専門職大学院で「看護小規模多機能型居宅介護」を視察する機会をいただきました。





結論を申し上げると、「看護小規模多機能型居宅介護」の立ち位置や地域における機能を理解できたのは、すばらしく良かった。



ただ、さらに良かったのはその後の飲み会でした。





視察の会に来ていた社会事業大学専門職大学院のOB、同期、看護小規模多機能型居宅介護の方を含めた総勢11名の方々と交流できたことは、さらに価値が高い機会でした。







看護小規模多機能型居宅介護とは、調べると下記になります。


”看多機は、医療依存度の高い人や退院直後で状態が不安定な人、在宅での看取り支援など、住み慣れた自宅での療養を支える介護保険サービスです。主治医との連携のもと、医療処置も含めた多様なサービス(訪問看護、訪問介護、通い、泊まり)を24時間365日提供します。”


日本訪問看護協会ホームページより





ちょっと間違っていたら申し訳ないですが、私の解釈はこうです。



お泊りができるデイサービスに看護師が常駐しているため、医療依存度の高い方が自宅とこの施設を行き来できるサービスです。



さらに、お泊り代が安く1泊3000円台、包括払いで1人あたり月数万円の利用となれば、24時間医療対応型の有料老人ホームより格安です。





基本的に日曜は休みであり、毎日泊まることはできないので、その場合は看護小規模多機能型居宅介護の中にある訪問介護、訪問看護事業所が訪問するという一体的な支援を提供しているのだそうです。





実は平成24年から制度が整備されていたらしいですが10年もの歴史があるにも関わらず、東京都内では69か所しかないという。






包括払いなので、どんなにサービスを提供しても月数万円の売上となれば、中々採算はとりづらいですよね。



何か、診療所や病院と一体的な経営でないと厳しいというのが現実でしょうか。







利用する側からすれば、安くてよい、しかし安くてよいものは誰かが負担を強いられているのは確実にあるので、アンバランスな設計な気もします。




また似たような医療・介護資源も多い中で、複合と単体でどのように使い分けるか、アテンドする側の知識や経験も必要だということでした。





 




さて、その後、総勢11名の飲み会が開催されました。



そこには、大学院の教授、OB、先輩方がおり様々な医療・介護・福祉系のお仕事をされていました。




私はあまりお酒を飲まないので、飲みにケーションが少し苦手なのですが、そこは皆さん大人です。私も気兼ねなく飲みにケーションができました。





飲み会の場というのはいいですよね。お酒が入ることで少し饒舌になりますから、忌憚なき会話というのが成立します。




医療、介護、透析、ソーシャルワーカーのさらにニッチな話の中で、重要なのは「人材育成である」という討議ができたのも、収穫の一つです。




様々な立場からの意見や想いというのは、非常に勉強になります。こういったコミュニケーションを通すことで、スペシャリストからジェネラリストになるのでしょうか。




ただ酒を飲むだけではなく、そこには深い学びがないと意味がないですよね。






それでは。




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SELPFULJAPAN合同会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング


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