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創業期に大事なこと!



おはようございます。


医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。



本日は、組織の「創業期にすることは?」というお話をしたいと思います。














さて、組織には日々、様々な問題がありますよね。


組織の問題は、比較的大きな事を取り上げられることがありますが、基本的には小さな問題の発展形だということが分かります。



人事、営業、ルール、業務、人間関係、様々な問題が組織に存在しますが、このほとんどは「認識」の違いだと考えています。





認識の違いというのは、非常に奥深いもので、経営者と従業員では大きな差があるのです。


これは経営者と従業員のこれまでの経験値の差、価値観の差、全くことなるこれまでの成長過程によって形成されるので、至極当然ではありますが・・・




しかしながら、組織をまとめる!という時には、この認識の差が大きな溝を生み出すことになります。







また、組織ライフサイクルによっても異なります。



組織には、レイモンドバーノンのプロダクトサイクル理論を応用した『組織成長サイクル』というのがあります。



創業期、成長期、成熟期、衰退期の4つの段階によって、このそれぞれの認識の違いをどのように理解するか?というのが変わってきます。



医療・介護・福祉に限らず、組織形成の初期、創業期には創業メンバー含めて目的達成のために、仕事を進める必要があるのは、誰もが承知のとおり。














さて、そこで組織の創業期にとって、最も大事なことは何でしょうか?


この最も大事なことの認識がズレていたり、理解してなければ創業期はたちまち衰退期に変わってしまいます。






創業当初というのは、様々な決めごとをしなければなりません。最初は特にルール形成と役割です。


メンバーそれぞれが、目的達成のために自分の役割を認識し、行動するのです。この認識がなかったり、ズレたりしていると小さな問題がたびたび発生し、そして大きな溝になっていきます。




例えば、ルールを決めるのは代表者、そして役割は全員で決めていこう!と話し合えば、代表者以外の人は、ルールに口出しをしてはいけません。


それが納得いかなくてもです。



もし、何か代表者に伝えたいことがあるならば、"単純に納得がいかない!"という個人的な感情で意見をいうのではなく、このルールを設定した理由を聞くことや、ルールには欠陥がある!など、そのルールがより良くなる意見を言うべきなのです。




根拠もなく、ただ主観で発言するのはただの時間浪費なのです。

これは非常にもったいないのです。








さて、最初の「質問」に戻りたいと思います。





「組織の創業期に最も大事なことは何ですか?」




それは・・・





「売上をつくること」です。





議論すべきは、小さな認識の違いから発生する”当たり前のルール”でもなく、”どのシステムを利用するのか"などの設備の問題でもなく!



どのように売り上げをつくり、どのようにサービスを提供し、事業展開をすべきか!

という本質的な議論をすべきなのです。




この物事の本質を見極める目というのは、主観なのか、あるいは客観なのか、日々の学びと振り返りなどの学習をどの程度行っているかです。




経営者というのは、常に「学び」を得ています。




この経営者に物申すためには、従業員やメンバーが常に学ぶ必要があるのです。

自ら学びを得ながら、対等になれるように努力するのです。




特に創業メンバーというのは、それぞれの経験に差が出ますから、創業期から成長期に発展させるのには、それぞれが学びながら、前向きに努力する必要があります。




つまらない些細な事というのは、人の価値感によって違いますが

私たちは、”今、何をすべきなのか"という「問い」を常に持ち続ける必要があります。





それでは。





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SELPFULJAPAN合同会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング


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