yousuke tsukamoto

2023年10月13日3 分

人材開発とは何か?今の時点の見解として・・

最終更新: 15時間前

おはようございます。

Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。

本日は「今のところの人材開発の意味と理解」についてお話していきます。

今のところ・・・という文言の意味としては、私自身、まだはっきりと「人材開発とは●●だ!」と言いきれないところにあります。

まだ勉強中の中、自分なりの定義として”今のところ●●である”という曖昧な表現しかできないのは、人材開発と組織開発の区別が非常に難しいところにあります。

そもそも組織とは、人材で成り立っているという絶対の定義が存在します。

これは、人によって見解がことなるというは少ないと思っています。

つまり、組織=人であるということは、

人材開発=組織開発ではないか。ということです。

理屈でいうならばその通りですよね。

ただし、これを「=」としていいものか、非常に悩むところです。

そこで、今のところの見解として、医療・介護・福祉における人材開発の具体的な取組として何をするのか、様々な著書から得た知見をもとに、私なりにテイストを加えて整理してみました。

人材開発とは・・・・

主語と主軸は「人材」である。組織で働く人材に対して、組織が行う「人材開発」は、「人材育成に近いものであると考えられます。

そして、今職場で働いている職員の能力について焦点を当てます。

能力にはすでに存在する既存の能力と、身に付けるべき新しい能力があります。

それはテクニカルスキル、ヒューマンスキル、コンセプチュアルスキルの3つに大抵分かれます。

人材開発は、組織が目的を達成するために職員の能力に対して、「伸ばす」あるいは「身に付けさせる」ことではないかと考えます。

既存の能力のうち、高いスキルをさらに伸ばし、新しいスキルは身に付けさせるのです。そこには、職員の潜在能力や好き嫌いがありますが、考えたようにはいきません。

今、私がある組織で取り組んでいるのは、障害者グループホームにおける人事部の創設です。

これは既存の職員の中から、離職防止と採用強化をするために結成された人事部チームです。

一人一人面談を行い、人事部に求められる能力やポテンシャルが備わっているか確認し、数名を選抜したのです。

ポテンシャルとは、今身に付けていない能力でも、少し教えれば身に付けられる可能性があり”役割を全うできそう”ということです。

このように、今現在の仕事に加え、新たなスキル開発の機会を提供することは、ひとつの人材開発として考えられるのではないでしょうか。

あれ?

結局は組織の中の仕組みやシステムの話になっていないか?と思われた方もいるでしょう。

実は私も同じことを思いました。

つまり、人材開発は組織開発なのかと。

これは「≒」でいいのではないでしょうか。

つまり結論はこうです。

仕組みや制度、システムから取り組めば「組織開発」であり、人材から取り組めば「人材開発」である。

どちらも、組織課題の解決や組織の成長と発展のために取り組むのです。

入口やプロセスは、主軸をどちらに置くかで変わりますが、結局は”ほぼ同じ取組みが存在する”ということです。

以上、ここまでが「今のところの見解」となっています。

それでは。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング

1.営業の右腕(営業支援)

2.人事の左腕(人材支援)

3.組織の知恵(組織強化支援)

ご相談はこちら↓

selpfuljapan@tmotoshien.com

070-1527-2565

    30
    0