おはようございます。
Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
本日は『退職面談の意義 労いと感謝』というお話をしていきます。
さて、医療業界、介護業界、福祉業界では日々、目まぐるしく職員が入れ代わっている施設があると思います。
私がこれまで支援してきた施設でも、常に離職が絶えず、常に人が入れ代わっている状況が続いていました。
これをリフレーミングするならば、人が入ってくるというのは、やはり”魅力がある”と捉えられるので、ここはGOODポイントですよね。
せっかくなので、このGOODポイントを活かしてほしいところです。人材不足の昨今、どれだけ定着率を上げられるかが、事業所存続を決めるのだと思っています。
職員の退職には、防げるものと防げないものがあります。
防げる退職に関しては職場の人間関係、処遇改善、配置転換、このようなものがあります。防げない退職は、親の介護、引っ越し、病気等です。
本来、防げる退職に関しては事前に”察知”することで防ぐことができます。
この『察知力』というのは、まずは良い意味での疑いの心から始まり、それを核心に迫っていくのです。察知力がつまりシックスセンス「第六感」です。
これは、外れてもいいのです。むしろ外れたらラッキーです。これには安堵しかありません。
つまり、人が離職することをあらかじめ予測していれば、不測の事態を避けることができます。不測の事態にならなければ、それはもちろんOKです。
退職面談とは、職員から退職の申し出があった際に実施するものですが、退職面談の中身をみると、手続き的に退職を済ませる、あるいは何としても退職を延期させようという自分勝手な都合で行われているようです。
退職面談の意義とは何か?
これはつまり『労いと感謝』です。
退職するというのは、何かしら理由があります。社内の問題、仕事の内容、キャリアアップ、個別事情など様々です。
様々な退職理由がある中で、それでも、ここまで仕事をしてくれたことにまずは感謝しましょうということです。
そして、お疲れ様と労うのです。
誰しも、悪い辞め方はしたくありません。平和的に円満に退職することを望んでいます。
例え、会社として迷惑な社員だった!という人でも「労い、そして感謝」するのです。
退職面談の意義はここにあります。
人手不足の中、人を大事にする会社が生き残れると信じています。大事にするという定義が曖昧ですが、甘やかすということではありません。
「愛情」をもって日々接するということです。
働く条件を良くしたところで、人が辞めないという保証はなく、そして条件には限界があります。
退職面談では、これまで頑張ってくれた社員に全力で感謝し、全力で労い、次のステージを心から応援しましょう。
それでは。
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