それは、事前に聞いてもいない営業活動を強制させるからですね。
そもそも、医療や介護の専門職人材は、営業活動など経験していませんから、初めての行動に対して違和感を覚えるのも当然です。
無理やり営業活動をやらせれば、しかも丸投げでは訪問看護ステーションで貴重な看護師が離れていってしまいます。
おはようございます。Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
最近、能登半島の輪島ですかね、テレビでみてとても行きたい!と思いました。新鮮な魚が安く、そしてその場で焼いて食べれるスタンスは、ぜひ経験したいです。
まだまだ未経験が多いと思う今日この頃です。
さて、本日も『訪問看護ステーション』についてですね。今日は先日ご相談のあった訪問看護ステーションの看護師が離職する理由についてです。
このブログでは何度も記載しているように、経営者と労働者の視点の違いが、認識のズレを生んでいるので、経営者は視点のズレを修正する必要があるのです。
経営者の気持ちはよくわかります。
せっかくオープンした訪問看護ステーションですから、少しでも早く売上を作りたいですよね。その売上から看護師の給与を払うわけですから。
しかし、看護師側としてはその構図すら頭に入っていません。これは残念なのですが。
売上から自分たちの給与が払われているというより、会社が自分たちの給与を払うのが当然だという認識です。
経営者がどんなに、その重要性を説いたところで、理解してもらうには時間がかかるでしょう。
なぜ看護師がこんなにも辞めてしまうのか??
辞めても変わりがいくらでもいる!こっちは高い給与を払ってんだ!という傲慢な経営者はここまで読んでもらえれば結構です。
ここからは、看護師が辞められたら困る・・・利用者にも迷惑がかかる・・
本当に困った・・・という方は続きをどうぞ。
もちろん、様々原因はあると思います。
その一つとして「看護師に営業活動を強制させている」からではないでしょうか。
看護師は、そもそも営業活動をするために入社したのではありません。ただし、経営状態により看護師に営業活動をお願いすることも出てくるでしょう。
これは、あくまでも入社前の約束として、営業活動の実施が詳しく明記されているか?によります。そして、その営業活動の内容と大変さ、初めて行う看護師に対してのサポートがどのようになっているか?
こういったことが同意を取れていたか、思い出してください。
もし、事前に話をしていなければ、今からでもしっかりと話をしましょう。
そして、ほとんどが営業未経験の看護師に営業活動を強制させるのであれば、結果に対するノルマを作らず、行動量を担保し、営業を教えることが必要です。
そもそも『営業』という名前の印象が悪すぎて、最初からネガティブなので、営業活動=地域連携であるという意識づけから行ったほうがいいかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
看護師が営業活動できれば、それはすばらしいことですが、もし経営者が営業好きなら、経営者であるあなたがやりましょう。
そのほうが時間とコストが削減できますね。
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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング
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