おはようございます。
Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
本日は、久しぶりに訪問看護ステーションシリーズでお話ができればと思います。
暑い中、地域医療と地域介護のために訪問を実施されている看護師さんには感謝しかありませんね。事業として存在するのだから、当たり前ではあるものの、それでも夏と冬、厳しい状況の中で取り組まれていることにリスペクトの心を必要です。
そんな中で、訪問看護ステーションが成功している経営者の特徴として、いくつか紹介したいと思います。
成功している経営者を語る前に、まずは失敗する経営者について簡単にお話いたします。
訪問看護ステーションも、安定したビジネスとして定着してきたことで投資先として選べれることが増えてきましたよね。
失敗する経営者としては、まず看護師資格がしないことが挙げられます。経営者本人に看護資格がないと、満たすべき2.5人の人員配置が、人材採用難により満たせない可能性があります。
資格のない経営者は、人員を揃えるところから始める前に、まず最低限、1人だけの管理者を採用し、あとは利用者が増えるまで知り合いや名前貸しなどのルール違反を行ってしまいます。
看護資格がないということは、これまで医療や看護について勉強をしてきたわけでもなく、特に地域医療や地域介護の想いもありませんから、事業に対してもさほど真剣ではありません。
成功する経営者は、まず看護師であることです。経営の知識や経験も必要ですが、まず大事な訪問看護ステーション運営に対する”想い”が重要なのです。
先日、とある訪問看護ステーションの経営者と話をしました。そこでは運営開始から2年ほどで黒字になり順調に売り上げを延ばしているようです。
まず新規で開設する前から、その地域でボランティア活動などを行い、地域の信頼を徐々に獲得していきました。そして、開業する頃にはある程度の売り上げを確保しているのです。
また人材育成に関して、開業当初から行っています。ほとんどは、黒字転換してから人材育成や教育を行うのですが、働く上でのマインドに対する考えを中心に毎月続けています。
その結果、地域からの信頼を得られ、従業員も増え、従業員が能動的に動くようになったことから、経営者は自分の時間を他に使うことができるのです。
失敗する経営者は売上しか見ていません。
しかし、成功する経営者は売上だけを見ることはしません。
事業を推進する上で、物理的には売り上げが必要なのですが、精神論ではそれだけではないことが分かっているのです。
まだまだ大きな違いはたくさんありますが、今回はこの経営者が看護資格をもっているか否か?ということから枝分かれして考えてみました。
参考になれば幸いです。それでは。
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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング
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