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自己解釈が強すぎる職員

更新日:5月25日



おはようございます。


Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。





本日は『自己解釈が強すぎる従業員』についての対応をどのように考えるか?

考えてみたいと思います。
















経営者の皆さん、いかがでしょうか。




これまでに”言ってもいない、決定してもいないのに自己解釈で勘違いする従業員”はいませんでしたか。



これは医療・介護・福祉業界にかかわらず、雇用されている従業員の中には一人の人間の性格や特性として「常に誤解する人」がいます。





言ってもいない、決定してもいないことを自己解釈で誤解する人は、組織にとって非常に危険です。




もっとも危険なのが、決定したことを間違って解釈しそれを従業員全体に噂として流してしまうことです。



過去、私が支援する組織でも自己解釈が強すぎる上に、さらに憶測までも追加された情報が事実として反映された組織を見てきました。


これは非常に危険なことです。






このような傾向があるのは、ボトム層の従業員ではなくミドル層の管理職に値する従業員に多いように思えます。



なぜなら、管理職となればある程度の情報がトップ層から落ちてくるのでボトム層では拾えない情報を持っているからです。


そこから、普段から不満につながっている自分の愚痴や文句を情報とくっつけることで、さらにストレスを発散するためにミドルからボトムへ伝えてしまうのです。








さて、このような自己解釈や憶測が強すぎる人に対してどのように対応すればいいのでしょうか。




これは、一言でいうとがんばれ!人材育成!


です。




これは考え方の習慣ですよね。




特に管理者を選ぶ際にはこのような誤解、憶測、理解不足が大いにある人材を管理職に選定することを回避すること。



そして、管理職になる前、なってからも考え方の人材育成を怠らないことです。








医療・介護・福祉業界では、管理職というポジションを与えられる人は、考え方よりも技術や経験に基づく基準が多いようです。




皆さんはカッツモデルというのをご存じでしょうか。



ボトム層、ミドル層、トップ層の三層に対して必要なスキル量が異なるというモデルです。



必要なスキルは下記3つです。



1.テクニカルスキル(Technical Skills):

医療・介護・福祉における具体的な技術や手順の知識と技能。例えば、患者の診断、治療法の適用、介護技術など。


2.ヒューマンスキル(Human Skills):

人とのコミュニケーションや対人関係の構築能力。患者や同僚との良好な関係を築くための共感、リスニング、チームワークなど。


3.コンセプチュアルスキル(Conceptual Skills):

複雑な状況の理解や問題解決のための抽象的思考力。戦略的な計画立案、システム的な視点からのアプローチ、革新的なアイデアなど。






ボトム層ほど、テクニカルスキルが必要であり、トップ層になるほどコンセプチュアルスキルが必要なのです。


そしてどの層にも平等に必要なのはヒューマンスキルなのです。






ヒューマンスキルは平等に必要なのですが、私はこのコンセプチュアルスキル寄りの客観性や事実と感情を分けて考えられるスキルというのを全体的育てる必要があると考えています。





何をするにもまずは考え方が重要だと思っています。









皆さんの組織ではいかがでしょうか。



とにかく自己解釈が強すぎる従業員や管理職はいませんか。




ここを放っておくと先々大きな問題に発展するので、早めの対処が必要です。





それでは。





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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング



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