おはようございます。
Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
本日は「なぜ給与を上げるのか?そこに根拠はあるのか?」という医療・介護・福祉組織において、見逃しがちな大きな問題について考えていきます。
経営者の皆さん、ぜひ自問自答してください。
なぜ、あなたは従業員の給与を上げるのですか?給与の中の手当は、何に対する手当ですか?
私以外の他の人から聞かれたら、あなたは何と回答しますか?
実は案外、回答に困るケースが多いこの給与や手当の根拠問題は、これまで経営者が感覚や周りとの調和という、至極曖昧な理由で設定してしまった結果なのです。
医者の給与は分かりませんが、介護職、看護職、その他専門職や事務員の給与は、一般的な給与基準を参考に、あとは組織の中で決定しています。
しかし、曖昧な根拠で給与や手当を与えることほど”死に金”なことはありません。
お金くばりおじさん化してしまった組織は、無駄な人件費にどんどんつぎ込んでいってしまいます。
給与や手当を考えるうえで、参考となる考え方としては・・・
そのポジションが、どれだけ組織の中で重要か?そしてどんな役割が与えられて、役割を果たすことによる組織にとってのメリットの大きさは何か?と深く考えることです。
給与は役割に対して支払い、手当は役割に追加された”何か”の負担感や労力を想定して支払います。
これを決めるときに重要なのは、組織の中でそれぞれの職員に対して”役割がはっきりと決まっている必要があること”なのです。
なんども言うように役割が非常に重要なのです。
役割+何か=総合的な給与ということです。
今一度、専門職の給与額の根拠、手当の根拠を明らかにしましょう。
それでは。
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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング
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