経営者視点は難しいが、”学ばせることはできる”
更新日:4月27日
おはようございます。医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本でございます。
今日は、医療・介護・福祉現場の人に、実は、本当に難しいであろう「経営視点」を学ばせることについて、お話いたします。
皆さんも、「経営者視点を持て!」 とよく言われた経験があると思います。
しかし、本当のところ、経営者でない人が、経営者視点を持つことは難しいのです。
どんなに綺麗ごとを並べても、認知症の人の気持ちは、認知症の人にしかわからないのと同じで、当事者にしかわからないのです。
理論や他社の経験を組み合わせても、やはり当事者には遠く及びません。
経営者も同じです、
経営者になって、初めて経営者の苦労がわかります。私も、今頃になって、当時の会社の社長に謝罪したいくらいですね(笑)
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しかし、経営者視点を学ばせることはできます。
役割を持った人材が集まれば、それは組織です。
すべての人が経営者だったら、組織は成り立ちません。ですが、経営者視点をわずかにでも、持ってもらえれば組織の生産性が上がります。
例えば、コスト意識です。
そもそも、自分たちの給与がどこから出ているか?なんて考えたこともないでしょうから、
売上ー経費=利益 という考えもありません。
経費を減らせれば、利益が増える、それが分配される可能性を理解できれば経費削減に取り組みますよね。
こういった、簡単な構造と理解だけでも、学ばせる必要があります。
経営者視点をすべて持て!ではなく、一部、理解しろ!ということですね。
こういった研修は、短期的効果ではなく、長期的効果が見込めます。
自分の家計は自分のお金だから気にするけど、会社のお金は人のお金だから気にしないでは、配慮不足ですね。
『時間はかかるけど、将来的に効果が見込める』
このような取組事項は、常に考えて、実行していかなければなりません。

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