おはようございます。
Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
本日は「組織をシステム」と捉えて、組織について改めて考えたいと思います。
医療・介護・福祉事業を行うで、必ず組織というのは存在しますが、以前から読んでいる本で、2ヵ月経ってもまだ半分しか進んでいませんが、組織をひとつの”システム”として捉えるという考え方がありました。
これまで大学院で習ってきた組織・チームマネジメントの概念が凝縮されたような本のですが、これはこれは、明確に言語化できないことを、とても分かりやすく表現してくれたなという感じです。
組織とシステムについて考える前に、まずこの2つを定義しなければなりませんよね。
1.組織とは
目的を達成するために必要な役割を持った人間(有機物)が2人以上集まった状態。
2.システムとは
2つ以上の無機物が、相互に作用して目的達成のために機能している状態。
この定義は、私が様々な本を読み、そして組織支援してきた経験の中で”現状の解釈”として理解している内容です。
つまり、この2つはどちらも”状態”を表しているが、組織としては条件がそろった段階のことを言い、システムは2つ以上のものが目的に向かって相互作用し、機能している状態のことを言います。
組織について考えるとき、組織とは条件がそろった状態ではなく、機能している状態でなければ、組織ではないという反論もその通りだと思います。
そこで、組織は生物の集まりとし、ただ集まっただけでは組織としてならず、そこに目的と役割が必要であり、さらに無機質なシステムと合わせると、組織が組織の中の人間が相互に作用しながら、目的のためにワークすることになります。
つまり、「組織=システム」と捉え、逆に言うならば組織にはシステムが必要なのではないでしょうか。
医療・介護・福祉事業にかかわらず、果たして一般的な組織において、それぞれが役割を認識し、組織内で異なる役割をもった人間、設備、条件、ルール、こういったものが互いに作用し、目的のためにワークしているのか、これを考える必要がありますよね。
組織支援をしていると、一応、求人を出しているので、コアな部分での己の役割については、理解しているものの、周辺部分に関しての認識が薄く、組織内で作用していない可能性があります。
まず最低限、コアな役割を認識し行動しつつ、ただそれだけで目的達成ができませんから、組織なの人間や状態、物質的な要素の相互作用を意識することが大切そうですね。
タイトルの「組織をシステムと捉えると・・・」ではなく「組織にはシステムが必要」だと考えたほうがよいかもしれません。
それでは。
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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング
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