私も会社勤務時代、社内で行われる研修にはまったくと言っていいほど、積極的ではなく、不真面目に参加していました。
今こうして、自分が研修講師として一つの組織の中で、社内研修をしているのは感慨深いものがありますが、研修は効率良く、組織の課題や想い、伝えるべき内容を全員に伝えられるチャンスなのです。
今回は、社長や役員を含む15名ほどの介護事業所に対して『現状と将来を考える』研修をお行いました。
お客様と参加してくれた方々には感謝申し上げます。
おはようございます。Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
WBC見ましたか!? 見事に14年ぶりの優勝を果たしましたね!
MVPに大谷が選ばれましたが、個人的には吉田ではないかと思っていました!
また、他にもヒットでチャンスを作り続けた近藤、個々一発の村上、岡本、そして守り続けた投手陣、すべての選手に感謝ですね!
私はさほど、球技には興味ありませんでしたが、今回のWBCは本当にすばらしかった。
村上の不調が続く中、逆転の一発ヒット、そしてアメリカ戦でのソロホームラン。
これは本当に感動ものです。
若い選手たちが頑張って、結果を残しているのをみて、私35歳ですが、ちょっぴりジェラシーと悔しさを感じております。
戦う畑は違うものの、私も彼らに負けないように成果を生み続けていきたいです。
さて、本日は『社員研修の内容について』話をします。
今回、行った社員研修の目的は、社長を始め従業員の意識改革と、今後、組織が時代に合わせた働き方や人材採用を進めていきますよ!という宣言にあります。
まだまだ昭和時代を抜け出せない歴史ある介護事業所で、社員は15名ほど、平均年齢も非常に高く、人材募集を行っても、試用期間を卒業できる人も少ないのです。
歴史ある会社というのはすばらしいことです。
それほど、地域から信頼と実績を認められたという「証」でもありますから。
ただ、一方で悪い側面もあります。
昭和の体質が抜け出せないことから、若い人材が入社してもすぐに辞めてしまうこと、女性の活躍を嫌がる社長、俺の背中を見て学べ!という教育姿勢・・・
休日も少なく、夜勤も多い、まだまだ働き方を見直す必要があるのです。
今回の研修では、全社員を近くの研修を借りて、プロジェクターを使用して行いました。
60歳を超える社員が多いことから、プレゼン資料はわかりやすく、シンプルに、文字を大きめに使用しました。
研修内容は3つ。
1.令和時代の働き方を知る。
2.会社の立ち位置と現状を知る。
3.やるべき取組みを知る。
一つ目の令和時代の働き方の話では、昭和、平成、令和の比較表を使用し、休日や給与、働き方の変化や女性の活躍、人が働く理由の変化についても説明しました。
二つ目は、現状の休日の少なさ、連続勤務の多さ、これまでの人材採用の取組結果、そして5年後、10年後、社長をはじめとする社員全員の年齢表を出しました。
三つ目は、今後取り組むべき内容として、女性の積極採用、働き方の見直し、完全週休2日制の導入、求人内容の見直し等を伝えました。
最後の質疑応答では、重役から私に意見がありました。
これまでリピートが多いのは、一生懸命取り組んできた結果だよ、長時間働き、お客様に尽くしてきた結果ですから」と。
私は、お客様に誠心誠意尽くすことと、長時間労働は別の話ですよと伝えましたが、「同じです」と返答がありました。
さすがに困ってしまいましたが、物理的に、30日連続勤務を60歳以上のヘルパーさんが行うのは、きついですよね?と伝えましたが、こういう人がいるのは百も承知です。
こういう人のために研修があるのだと、改めて実感しました。一度や二度では変わりません。しつこくやっていきます。
社内研修を希望される方は、ぜひご相談ください。
【クライアント例】
・総合病院、総合診療クリニック、訪問診療クリニック
・有料老人ホーム、サービス付高齢者向け住宅、特別養護老人ホーム、デイサービス
・訪問看護ステーション、訪問医療マッサージ、訪問介護ステーション
・障害者グループホーム、就労継続支援B型・A型事業所
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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング
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