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現場のプロセス評価ーアクティビティ

更新日:4月27日



おはようございます。Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。




本日は前回に続き、 大学院の講義で教わった 医療介護福祉現場のプロセス評価についてお話しできればと思います。



ぜひ、皆さんも一緒に検討いただければと思います。

















さて、 前回は プロセス評価の5段階のうちの インプットについてお話をしました。



インプットとは、つまり 投入資源 という意味であり、 そこには構造を表す目に見えるリソースのことを言っていたと思います。



例えばそれは、 患者や 利用者 の目的を果たすための必要な人員配置 であったり、 あるいは 設備であったり、 あるいはアセスメントのフォーマット であったり、 または 利用者や患者が自宅に復帰するための家族の協力体制であったり 地域資源であったり、



こういった 目に見える 物理的リソースのことを投入資源ということで表していました。








今日はその投入資源を活用して何をするか?という アクティビティについてお話できればと思います。







最終的には利用者や患者のアウトカム( 効果 成果)を出すための第一歩として位置づけています。





アクティビティの結果として表されるものは次回お話をする アウトプット ということになりますが、 私たちはこのアウトカム を意識してアクティビティを決めていく必要があります。




以前もお話しましたけども 、このプロセス評価というものは、つまりは 例えばあなたの組織に侵入社員が入った時の1つの事例を解決に導くためのロードマップであるという風に 私は捉えています。





全体的なイメージとすれば そのロードマップを完成させる中の5つの項目の中のアクティビティ ということになるかと思います。





大学では テーマを老人保健施設に入所している利用者が、自宅に復帰するということを目的としたロードマップづくりでした。 ですから自宅に復帰するという最終的なアウトカム を想像してイメージしてアクティビティを決めていく必要があります。






その場合のアクティビティ として話が出たのが やはり リハビリです。 ただし リハビリはと利用者にとってのアクティビティであり それができたからと言って 絶対に自宅に復帰できるわけではありません。


自宅に復帰するためには本人の家族の協力 あるいは 地域の協力が必要不可欠となりますので、アクティビティには家族との調整 あるいは 地域資源との調整、 これらが 含まれていくという話になりました。





もちろん、家族や地域資源の調整をうまく100%できるという保証はありませんが、このプロセス評価を考えるとき、ロードマップを作らなければいけないということなので、


今回はあえて様々な困難な状況というのは排除し、比較的スムーズに支援がうまくいったということを想定して作ったということになります。








このように作ってみると、 というよりも 言語化してみると、とても分かりやすいというのが素直な感想です。




私は仕事、 言語化するのは日常茶飯事ですから、 あまり 苦になりませんが、同じチームの現場の方々はやはり言語化というのに苦労していました。




普段 慣れた仕事をどれだけ意識しているか、無意識にやっているか、それにより 日々の仕事や業務を言語化することは本当に難しいのだなという風に感じたところです。




それでは。




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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング

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