おはようございます。
医療・介護・福祉経営コンサルティング SELPFULJAPAN合同会社の塚本です。
本日は、昨日に引き続き数字についてお話したいと思います。題して『数字の把握と理解をしていた経営者は”たったの3人”』です。
医療・介護・福祉に関わらず、私たちは日々数字と隣り合わせで暮らしていますが、意外とそのことを忘れてしまい、仕事になって「数字」を強調されると拒否反応が出てしまう方が多いです。
しかしながら、数字だけが万国共通の言語であり、そして明確で明瞭で何か人が行動するときの指標や根拠としてはもっとも重要なのです。
私も以前は、とにかく数字が苦手でした・・・以前は介護付有料老人ホームの入居相談員として営業として働いていたにもかかわらず、とにかく数字が嫌いでした。
数字が嫌いな理由を思い出してみると、数字が嫌いというよりは数字を押し付ける組織の体制や上司の姿勢が嫌いだったのではないかと思います。
良くも悪くも数字は、明確過ぎるが故に優劣や競争などの”比較”が生まれやすく、それがエンジンとなる人もいれば、ストッパーになる人もいるわけです。
私は、これまで医療・介護・福祉事業を数多く支援してきました。
さて、この数多くというのは良くも悪くもアバウトですよね、、せっかく数字の話をしているのではっきり伝えると約30社ほどです。
この数字をみて、そんなに多くないじゃん?とか経験あまりないじゃん?と思う方もいるかと思います。細かく計算すれば、4年で30社なので年間約8件ほどとなります。
月に1件あるかないか、というところでしょうかね。
これまで支援してきた事業は下記のとおりです。
・訪問看護ステーション
・精神特化型訪問看護ステーション
・総合病院
・介護医療院
・訪問介護ステーション
・就労継続支援A型事業所
・就労継続支援B型事業所
・訪問医療マッサージ
・訪問診療クリニック
・総合診療所
・障害者グループホーム
・特別養護老人ホーム
・認知症対応型共同生活介護
児童分野以外は、概ねご支援させていただきました。
この中で、数字に強い!あるいは数字を最も意識しているなと感じた経営者は”たったの3人”でした。
それほどまでに、数字の意識というのは乏しいのだと実感しました。
ということは、まずは数字を元にした現状把握から、根拠に基づいた経営戦略を立案する理由とプロセスの説明から始めなければならないのですね。
結果の数字は、どの経営者も確認するのです。
しかし、経営にとって最も大事なのは、結果を作った数字をどのように見るか?ということです。
つまり、プロセスを数値化したときに、それが概ね正しいのか判断することなのですが、プロセスの数値化を怠ることにより、離職理由や営業成績の不振などが分からず、経営戦略の方向性そのものが、ずれてしまうことがあります。
非常にめんどくさい数値ですが、だからこそ経営コンサルタントというのが必要なんだと理解することもできます。
外部に頼むことが不要であれば、ぜひ社内で数字に強い人間を育てるか、あるいは採用するか、検討したほうが良いでしょう。
参考になれば幸いです。
それでは。
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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング
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