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意図的に「支援者の目」を外せるか

更新日:5月29日



おはようございます。


Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。



本日は『支援者の目を意図的に外せるか?』という内容をお届けします。

それではどうぞ。














今回の内容は、私が社会事業大学専門職大学院の授業を受けて感じた感想を、個人的主観を100%発揮してつらつらと書いていきます。






さて、大学院の感想シリーズもいくつか書いてきましたが、今回の内容も授業の中で行った事例研究の感想です。





まず、事例研究と聞いて「事例検討との違いは?」と感じた人もいるでしょう。

実は、私も事例検討と事例研究について、よく分からないな~と思ったのが最初の授業の感想でした。



かなり曖昧な定義ではありますが、事例検討と事例研究について私なりに整理してみました。



こういう時は、大抵、語源を調べればなんとなく理解できるものです。





1.検討する

物事をいろいろの面からよく調べ、それでいいかどうか考えること。


ポイント:過去の振り返り→学習




2.研究する

物事を学問的に深く考え、調べ、明らかにすること。また単に、調べること。


ポイント:真実の追求→新しい知見や知識を得る







どちらも似たような言葉ですが、「事例」を用いるのは間違いありません。


しかし、その事例を用いて過去の振り返りをするのか、様々な学問や調査方法を用いて真実を追求するのかでは、大きな違いがあります。





 



さて、検討と研究の違いをなんとなく理解したところで、講義の概要についてお話します。事例研究講義の進め方はこうです。


1.事例を出す


2.クリニカルジャズを用いる


3.ディスカッションをする


概ね3段階です。




クリニカルジャズの中にディスカッションは入ってきますが、今回の事例研究ではクリニカルジャズとは別に、全員でディスカッションを行う場がありました。







今回の事例研究において、私が最も気になった点について2つお話します。



まず一つ目は、事例研究ではなく事例検討になっていたということです。結局は過去の振り返りを行うのですが、20人ほどいる院生からの質問は、概ね事例の掘り下げになっており、この事例の真実の追求とは、若干遠かったなという印象です。


事例検討ではなく、事例研究であるということを、皆が理解する必要があったのかもしれませんね。





2つ目が、今回の本題である「支援者の目」についてです。




これは事例に焦点を当ててお話しますが、事例の内容について、支援者というのはどうしても「支援者」なのです。



意味が分からないと思いますので、もう少し解説しますと・・・




現場で支援する際は、支援者としての主観が強く出るのは仕方なく、また課題解決型支援になってしまうのは、支援者は一つの案件ではなく複数多数の案件を同時進行で支援しているので、これも仕方ないことです。




しかし、せっかくの事例研究という場であれば、むしろ一旦、支援者という目を意図的に外し、事例を俯瞰してみることが重要なのではないかと思うのです。




支援者であるからこそ、支援者という色眼鏡で事例を見てしまうので、研究において重要な「真実」や「核」というものを見逃してしまいます。





今回の事例検討でも、どうしても解決型のテクニカル論になってしまうのは、果たして事例研究の進め方として成功なのか?


と思うところでした。






このように考えてみると、事例という大きな箱の中身から、一つ一つ内容を取り出していくことで、最も箱にを重くしてたもの、あるいは大きいもの、箱に対して最も影響を与えていたのは何か?



これが、私は最も重要だと思うのです。





これを適当に名づけるなら『箱理論』と言いましょう。





箱理論で今回の事例研究を表すならば、参加している院生からの質問は、箱の中身の種類や状態について、一つひとつ深堀するようなものです。






事例を深堀し、次回の支援の際に活かすためなら事例検討でいいのです。



しかし、事例研究となれば、支援者の目をいかに外せるかが大きなポイントなのです。







それでは。







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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング



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