おはようございます。
Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
本日は、上司の部下に対する威圧的な態度が機会損失である!というお話をいたします。
皆様の職場では「威圧的、高圧的な態度をする上司」はいますか?
医療・介護・福祉も古い業界なので、このような上司というは意外と多いものです。このような上司に共通するのは、「せっかち」「プライドが高い」という性格がありそうです。
もし、これを読んでいる方が自分に当てはまるな~と思えば、直ちに見直したほうがいいかもしれません。
なぜなら、当人が時代に取り残されてしまうからです。
様々な医療・介護・福祉事業の経営者と話をしたり、実際に支援に入ると、介護職、看護職、その他コメディカルに対して昭和を通り越した大正時代のごとく、現場で怒鳴りつけているひとがいます。
実は私も、以前に支援していた病院で事務長から理不尽に怒鳴られたことがあります。
その事務長は70代男性、様々な病院を経由してきたベテランです。しかしその男性は以前も違う病院でパワハラで訴えられた経緯がある問題ある人材でした。
プライドが高く、自分に絶対の自信があるのです。
そこでは、そもそも最低時給を下回る雇用契約違反であり、残業等の明記も曖昧で30年前に社労士と作成したものを、そのまま使用していたのです。
それをハローワークから指摘され、なぜか私にキレるというとても理不尽な人でした。
本当に良く分かりませんね。
他の支援先でもあります。
これは私が被害にあったわけではありませんが、介護付有料老人ホームでも事務長と事務長補佐に対して横柄で高圧的、威圧的な態度をとる経営者がいます。
そこでは組織改革を実施している真っ最中でした。
組織体制、給与、配置基準、組織としては重要な意思決定を求められるところで、これまでの3者の上下関係があるがゆえに、事務長と事務長補佐は意見を正しいことを言えずにいました。
経営者を含めた会議では、皆がYESマンになってしまうのです。
現場を知らない経営者は、現場の意見を聞こうとするも、せっかちな性格から発言を焦らせてしまい、傾聴ではなくプレッシャーを与えてしまっているのです。
これでは、ベストな意思決定ができるわけはありませんよね。
まずは意見を聞く姿勢が必要なのです。
概ね、高圧的・威圧的な態度を取る人は古き良き時代を生きてきた自信がありますが、そこは一旦抑えて、現場レベルに合わせて話をする必要があります。
高圧的・威圧的なパワハラ気質のある上司がいると、その組織は大きな、そして需要な機会を損失してしまうのです。
いかがでしたでしょうか。
皆様の組織にも、そういった”強め上司”はいませんか?
意見が言えないことは、機会損失であると改めて伝えるのも必要かもしれません。
それでは今日もがんばりましょう!
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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング
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