おはようございます。
Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
さて、本日は『動画研修の9割は意味がない』について考えていきたいと思います。
全く意味がないというのは、これは嘘になってしまうので、少しだけ解釈を加えるならば、"補助金や助成金目当てで行う場合は、目的が金目当てなので、人材育成には意味がない。"
ということです。
であれば、動画視聴を活用した人材育成において、動画視聴で何を学び、どのような成長を促したいのか明確にする必要あると言えます。
私がこれまでヒアリングした生の声として、障害者グループホームならびにクリニックにおいて、違う見解を聞くことができました。
障害者グループホームの場合・・・
これまで2社ほどの動画サービスを導入したが、結果的に無意味だった。その理由として、ログインすらしない社員が9割おり、ログインしない理由として、面倒くさいという単純な内容でした。
ここの経営者はつまり、動画だけで人材育成しようというのは、無理な話であり、やはり人材育成は手間と費用をかけて行うものであると実感したようです。
クリニックの場合・・・
動画視聴と合わせて、対面研修、ロールプレイング、外部研修など、様々な研修形態を導入しており、動画視聴の目的としては「共通言語をつくり理解すること」ならびに「知識の習得」であると言っていました。
最も効果があるのは、やはり患者さんに対する対応方法や診療方法を、実際にトライするロールプレイングだということです。
同じ人材育成でも、事業所の経営者の姿勢により、内容や取り組み方法が大きく異なるのは、ある意味驚くべきことでした。
しかし、どちらの経営者も実は一つだけ、同じことを言っていました。
それは『外部講師の必要性』です。
自社だけで完結するというのはあり得ず、その理由として”井の中の蛙”になり兼ねないからとのことです。
どうしても自社で行う場合は主観的になってしまい、客観性が欠けてしまうことから、外部視点も含めて、指摘をもらいながら組織を良くすることは一貫して同じでした。
また、動画研修においては、ある程度、社員の意識が高く、自ら情報を取りに行くレベルまで達しているのであれば効果が高い。
しかし、9割の人間は学ぶ意欲が無く、楽して稼ぎたいという考えがあるため、どうしても動画だけでは難しいというのはあるようです。
タイトルには、動画視聴は無意味だ!と書きましたが、動画研修も要は使い方なんですね。
それでは。
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