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保育園の園長研修プログラム

更新日:4月29日

おはようございます。 Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。



今日は、表題のとおりですが、友人が招待してくれた『保育園研修』の内容をもとに、弊法人であれば、どのようにプログラムするか、考えてみましたので皆さんには客観的評価をお願いしたいと思います。












まず始めに、参加する方には、下記の内容を事前アンケートとして実施します。




【アンケート項目】


※基本情報

1.職員数

2.エリア

3.保育士歴

4.園長歴

5.年齢

6.性別

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※論点情報

1.研修の目的(参加動機)

2.研修を通じて得たいこと

3.現在、抱えている課題

4.研修で期待すること

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大前提として、事前アンケートを取得し参加者の基本情報と論点情報を考慮したうえで、参加者に心に刺さるようなプログラムを作成することとします。




私たち研修講師の役目として、研修に参加する人たちの課題が解決、または解決するヒントを、与え育園に持って帰って実践し、最終的に自分たちで課題解決できるようにすることだと考えております。





次に、全体的なプログラムを構成し、上記のアンケートの内容から、最も重要である内容をメインとして盛り込みます。



今回は仮に、保育園園長の研修参加目的が、職員マネジメントの技法について知りたい!ということ仮定しプログラムします。




ここで、ただ単に私たち研修講師は、保育園園長が主張している「職員マネジメントの技法」を得たいのだ!と鵜呑みにしてはいけませんよね。




それはあくまでも、本人たちが意識している内容であり、果たしてそれを学んだからと言って、職員を上手にマネジメントできるのだろうか?とむしろ批判的視点で、考えなければなりません。



また、研修の参加目的が、建前上、マネジメント技法を学ぶことですが、実際はどうなのか?組織の建前上はマネジメント技法ですが、個人的な研修参加目的もあるのでは?という視点も忘れてはいけません。




そう考えるながら、先日の研修の様子から、園長個人の参加目的は、実は『孤独の解放』ではないでしょうか。



つまり、日々、園長という仕事は組織での上下関係が存在し、経営者と現場、そして家族との間に一人孤独でいることが多く、大事なことを誰かに相談することもできないという、不安や悩み、葛藤から、同じような立場の人たちと「悩みを共有」したいと考えていると思いました。




建前の参加目的:職員のマネジメント技法


園長個人の目的:悩みの共有




そう考えると、研修プログラムのどこかに園長同士が、話し合えるようなグループディスカッションを入れると良いですよね。




最終的なアウトカムとして、園長個人の満足度、モチベーションの向上が一つあるとすれば、園長という役割と立場としては、職員マネジメント技法を学ぶという2つの成果を考えることができます。





これらを踏まえ、研修計画を立案するのであれば、下記の通りとなります。





【保育園園長の研修プログラム】


目的:職員のマネジメント技法の学習/習得

時間:2時間

方法:対面/オンライン



1.自己紹介

 保育士歴、園長歴、努力していること、園長としての悩み、参加目的


2.グループディスカッション

 ・参加目的

 ・園長の不安、悩みの共有

 ・話し合った内容を発表する

 ・不安や悩み等についての対応策について意見を募る


3.個人ワーク 

 ・園長としての役割(権限、業務内容、責任範囲)を書き出す

 ↓

 ・グループ内で共有し違いを確認する

 ・発表する


4.職員マネジメント技法について

 ・マネジメントの定義を紹介

 ・リーダーシップとの違いとは

 ・マネジメント内容を明確にする

 ・マネジメント業務とプレイヤー業務をマトリクスで位置付ける

  ※付箋と画用紙を活用する

 ↓

 ・グループごとに発表する


5.まとめ


6.フォローアップ

・アンケート取得 

・研修後日に、研修した内容をメールまたはラインで送る。

 




いかがでしょうか?



先日、参加した研修から、私なりに考案してみましたが後は実際に取り組む機会に恵まれたら、やってみたいなと思います。



様々、皆さんのご意見があると思いますので、遠慮なくご連絡ください。





それでは。


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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング

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