おはようございます。Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
本日は、「仕事ができる人」「仕事ができない人」の違いを、数多くある中から、一つをピックアップしてご紹介したいと思いますので、ぜひ皆さんも自分の周りにいる人、もしくは自分自身を振り返って考えてみてください。
ちなみに、仕事ができる、できないというのは、その人が戦うフィールドの選択もありますから、その人自身を否定するものではなく、「仕事ができない」と思われてしまう職場にいることの『環境要因』も、大きく影響するとお考えいただけたら幸いです。
今回、ご紹介する話には、医療・介護・福祉業界での出来事ではなく、私が以前、社用車を購入する時の販売店の営業マンについて、この人はな・・・という内容でお話します。
背景として、先に述べたように社用車を購入した時のお話です。
仕事ができる人、仕事ができない人の違いは「ここにあったか!」と思わされるような一幕でした。
一言で言うならば『伝える情報量が不足しがち』な営業マン。
今回、私が「この人、仕事できないな・・」と思ったのは、車を購入するときではなく、車を購入した後の納車や手続きに関して、こちらが聞かなければ”答えなかったのか”というような場面です。
当時、ウクライナとロシアの戦争真っただ中で、自動車部品が滞っていたのは理解していたので、おそらく、そんなに早く納品ができないだろうな・・・と思ってましたが、なんと新車ということもあり、3ヵ月程度で納車できるとのことでした。
なるほど、それはいいな。と思いながら、春には新しい社用車が来るのかとワクワクしていました。
結果的には、1ヵ月遅れで納車だったので良かったのですが、やり取りにとてもストレスを感じてしまったのは、私の懐の浅さでしょうか・・・
私は、「いつ乗れるようになるのですか?」と聞くと、営業マンはこう答えました。
「現在、車が福岡県の向上にあり、それから船に乗せて一度、愛知県を経由して部品を取り付けます、その後、そこから東京に運搬し・・・・」
ここです。
私がせっかちかもしれませんが、いつ、乗れるのか?と聞いているのに長々と運搬の話を聞かされることが2~3回続きました。
別に納車が遅れてもいいのですが、いつ乗れるようになるか、目安を知りたいから聞いたのですが、何度も何度も最初から運搬、部品取り付けの話になり、結論、春ごろですと言われました。
春頃って・・・
おおよその目安でいいので教えてほしいと聞いているのに、結局は曖昧な時期で答えてしまうこの営業マン。
そしてもう一幕・・・
様々な契約手続きをするのに、印鑑証明書や印鑑などが必要になりますよね。
しかし、手続きがあるというのが事前に分かっているはずなのに、こちらに持ち物を伝えないのです。
ですから、こちらが印鑑とか必要ですよね?と聞かないと、教えてくれません。
また、印鑑が必要ですか?と聞くと、「念のため持ってきてもらっていいですか」と言います。
いやいや、印鑑を持って歩くリスクを考えれば、念のためって・・・・
こんなやり取りが数回ありました。
私もこういった時期がありましたが、自分を振り返りながらも「仕事ができない人って、こういう人か・・」と思いました。
決して、自分が仕事ができる!と言いたいわけでもなく、ただ客観的に仕事ができないなと思われる人を目の当たりにした場面だったのです。
人に伝える言い方として、2つあります。
良く言われるのは『結論から話す』です。
もう一つは『順を追って話す』です。
ここで誤解してほしくないのは、すべての場面で『結論から話す』ことは、おすすめしません。急に結論から話されたら驚く場面もありますし、その結論が、果たして結論なのか、人により解釈も変わってきます。
特に時間の制限があるような忙しい人の場合に『結論から話す』はおすすめです。
しかし、家族や恋人、友人と一緒にいるときに、常に結論から話せたら心臓がもちませんよね。
時には『順を追って話す』ことも必要なのです。
医療・介護・福祉の現場ではどうでしょうか。
家族や連携先に話す場合は、もしかしたら『順を追って話す』ほうがいいかもしれません。しかし同僚や先輩、上司など時間に追われて仕事をしている場合には『結論から話す』選択肢もあります。
ご自身の伝え方は、仕事ができる人ですか?それともできない人ですか?
それでは。
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