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人材育成における「研修効果は低い」

更新日:4月26日



こんにちは、Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。


今日は人材育成というテーマに焦点を当て、特に「研修」の効果について探求してみたいと思います。






人材育成の最初のステップとしてほとんどの人が思い浮かべるのは、「研修」だと思います。




しかし、大学院の授業で学んだところによると、人材育成の要素の中で「研修」は最も効果が低いとされています。






研修や講義は基本的に他人から教えてもらう学習会で、自身の体験ではないため、聞かれた情報はすぐに忘れてしまい学習効果が低下する傾向にあります。



だからこそ、人材育成においては、自己体験から学ぶことが一番効果的なのです。






このことを理解すれば、ただ聞くだけの講義でも、自分の体験や経験と関連づけて吸収する人と、単に受け身で聞いて終わる人とでは、成長の速度に差が出ることも理解できますよね。




一般的に研修や講義の効果が低いとされているものの、それをどの程度活用できるかは、その人の能力や意欲による部分もあるでしょう。





エビデンスとして参考になる「学習ピラミッド」があります。




このピラミッドは、最も学習効果が高いのが「人に教えること」であり、最も低いのが「講義」であると示しています。




そしてその中間に位置するのが「グループワーク」で、この方法は討議した内容の50%が定着するとされています。





このため、当研究所だけでなく大学院でも、ほとんどの場合グループワークが取り入れられています。





【学習ピラミッドの学習定着率】


講義・・5%

読書・・・10%

視聴覚・・・・20%

デモンストレーション・・・30%

グループワーク・・・50%

自らの体験・・・・・・75%

人に教える・・・・・・・・90%





皆さんの組織では、どのような学習方法が人材育成の一環として取り組まれているでしょうか。特に効果的だったと思う方法があれば、ぜひシェアしていただきたいと思います。


それでは、この辺で終わりたいと思います。



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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング

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