おはようございます。
Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
本日は、人材採用に必要な3つ軸をのご紹介できればと思います。
以前も人材採用について書きましたが、人材採用を作ることは相当、労力と時間がかかります・・・簡単ではありません。
大学院の授業で出てきた他の社会福祉法人や同期の会社の事例をみてもわかる通り、採用基準や採用方法には何かしら違和感はあるのですよ。
100%能力を発揮できる即戦力人材に焦点を当てている・・
採用後、教育することを全く考慮していない条件になっている・・
絞りすぎて全然応募がこない・・・
採用基準がコロコロ変わる・・・
大切なのは、何度もお話している通り”ポテンシャル”なのです。
つまり、成長性と性格です。
素直な性格であれば仕事を覚えるのが早く、成長性を期待できます。組織側が行ってほしい仕事ができるのか、できそうなのか。ということです。
経験重視でいくと必ず失敗します。経験が豊富で有能な人材であれば、わざわざインディードやジョブメドレーなどの媒体を利用せずとも転職できるのですから。
優秀な人はそれだけで声がかかるものです。
にもかかわらず・・・残念なことに100%の要件に満たさなければ、あるいは資格や経験を重視しすぎたためにポテンシャルの高い人材を逃してしまうケースは非常に多いのです。
それでは、人材採用に必要に3つの軸を紹介したいと思います。
この3つの軸で決めておくと、採用活動が少しだけ楽になるかもしれません。
1.業務遂行能力
医療・介護・福祉業界で言うならば、これは作業能力です。看護師なら点滴ができるか、喀痰吸引ができるかなど、業務上決められた作業をこなすことができるかどうかです。
介護職員ならおむつ交換、歯磨き介助、食事介助、入浴介助など作業としての業務が可能かという点が重要です。
2.コミュニケーション能力
これは対人関係スキルです。医療・介護・福祉業界も近年では作業だけではなく、利用者や患者に対する接客能力が重要視されます。人と人とのつながりを大切にし、社内においても円滑に協力して仕事を進めることは重要です。
3.経験×センスによる「気づき」と「判断力」
この三つめが最も見極めが難しいです。これは書面上では経験によるものが大きいと思います。新人には絶対にないものですが、ベテランだからと言って、あるとは限りません。ここだけは面接だけでは判断しにくいもので、試用期間中に見極めるしかりません。
分かりにくいですが、スパイダーマンのスパイダーセンス(第六感)に近いものです。
私が支援する様々な企業では、この「3」を当たり前に求めていることが多いのですが、これが備わっている人材を30万円の給与で採用するのは、富士山を裸で上るくらい無謀です。
高い能力の人材を採用したいなら、それなりの報酬を支払うのが当たり前です。
いかがでしたでしょうか。皆さんの組織ではどのような採用基準で採用活動を行っていますか?
ぜひ参考にしてくださいませ。
それでは。
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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング
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