障害者グループホームのサービス管理責任者が、自分帝国をつくって暴走している場合、経営者は頭を悩ませてしまいますよね。
サービス管理責任者は、人にもよりますが、なぜだが癖が強いな~という人が多いです。しかも年配に。そして気づいたら、自分帝国を作ってやりたい放題・・・
この原因は、管理と教育にあります。
おはようございます。Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
ネパールの飛行機の墜落、ウクライナのヘリコプターの墜落、怖いですね・・・
飛行機が一番安全だと聞きますが、それは平均してそういう傾向があるということ。事故が起こるときなど、「運」としか言いようがありません。
安全第一を願う今日この頃です。
さて、本日は『障害者グループホームのサービス管理責任者が暴走』というテーマでお話します。
なぜでしょうね。様々な事業所から相談をいただく中で、サービス管理責任者が暴走して組織を壊しているという話をよく聞きます。
年齢的には60歳前後、やりたい放題だそうです。そうして、世話人の方との連携に”ヒビ”が入り、職員の離職も増えてしまいます。
実はこれ、サービス管理責任者というより、その人の特性にあると思いませんか?そういう話を聞くことが多いので、印象論として納得してしまいがちですが、皆がみんなそうではないですよね。
中には、というより多くは立派な方々が多いです。
サービス管理責任者に限らずですが、自分の能力やレベルを自己分析できているような優秀な人材は、特に自分の価値を分かっているので安定性や好待遇の企業に行きます。
つまり、最低時給で募集しているところよりも、1200円以上の高時給を選びますし、立ち上げたばかりの事業所よりも、比較的歴史があり、バックに大手企業がついているような事業所を選ぶのは当然です。
つまり、時給や待遇をケチっている事業所は、そもそも良い人材など来ないのです。
また、サービス管理責任者の暴走を防ぐには、教育が必須です。
教育は、一度行ったから十分ではなく、むしろ日々、定期的にすり込んでいく必要があります。自衛隊のように『すり込み』が必要です。
特に、入社前というのは人が一番素直な時期なのです。
そこを逃すと、後々大変です。素直な時期にルールや働き方をすり込み、お互いが納得して入社というのが理想ですよね。
また教育に合わせて、入社後の管理も重要です。 人はそもそもサボる生き物です。そう考えれば、どんな人にも管理が必要になるのも当然です。
サービス管理責任者だからと言って、自己管理を徹底できるなんてことはありません。自由度が高い事業所であれば、帝国をつくりがちな理由も良く分かります。
ですから『管理者を管理する』ことも経営者に重要なひとつの役割なのです。
いかがでしたか?
ぜひ参考にしてくださいませ。
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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング
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