おはようございます。
Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
最近、朝日が昇る時間が遅くなってきましたね。まだ8月だというのに5時はまだ薄暗く、段々と冬に向かっていることがわかります。
暗いからといっても、今まで通り早く起きて仕事とトレーニングを頑張ります。
さて、本日は「なぜ面接前にカジュアル面談をいれるのか」というお話をしたいと思います。
カジュアル面談が重要であるという前に、なぜ医療・介護・福祉人材は入社後に退職してしまうのか?という根本的原因に立ち返ってみたいと思います。
人が辞めてしまう原因は、主に”ギャップ”だと言われています。
ギャップにも様々ありますが、主なギャップとして3つ挙げさせていただきます。
・金銭的ギャップ
・業務的ギャップ
・人間関係的ギャップ
これらのギャップが人を退職させる要因だと考えられています。
人が退職してしまうことに関して、雇用主側としては①防げる離職または②防げない離職があります。
上記の3点に関しては主に防げる離職であるため、事前にギャップを減らすことに努める必要があるのです。
この”事前にギャップを減らす努力”というのが、今回の題名である「なぜ面接前にカジュアル面談をいれるのか?」という内容につながってくるのです。
皆さんは、ザイオンス効果というのをご存じでしょうか。
これは言い換えれば”単純接触効果”と言って、つまりは相手に何度も繰り返し接触することによって、好感度や信頼が増すというものです。
好感度や信頼度が上がれば、人と人との警戒心という壁が薄くなり、本音で語れるようになるのです。
人材を採用する際、一度や二度の面接では相手の本心は分かりません。だからこそ、この”単純接触効果の理論”に基づき、応募者との何度も接触する機会をつくるのです。
カジュアル面談を入れることにより、履歴書もない段階で、面接という空気ではない形で相対する状況は、一旦は相手の気持ちを穏やかにします。
そして、カジュアル面談で相性を確認したら、面接に進むかどうかの意思確認を行うのです。
もちろん、カジュアル面談を1回入れただけでは、足りないかもしれません。であれば施設内を雑談しながら見学する、面接をもう1回挟むなど、創意工夫が必要です。
相手の本音を聞き出せることができれば、組織と相手との相性がはっきりします。そしてその時点でギャップを減らすことができます。
面接はお互い包み隠さず、できることなら本音で契約できることが望ましいですよね。
面談を1回いれることは大変面倒ですが、その後、結局は退職してしまう手間を考えれば事前に防ぎたいと思うものです。
それでは。
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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング
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