医療・介護・福祉事業の経営者の皆さんは、介護職や看護師、その他専門職を採用するときに、仕事内容をしっかり説明し、業務の擦り合わせを行っていますか??
なんとしても採用したいという気持ちが先行し、隠し事をしていませんか!?ということです。
経営者が認識すべきことは、雇用側と雇用される側の意識には天と地の差があります。
おはようございます。Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
今日は暖かいですね。最近よく寝ているはずなのに、口内炎ができてしまいました・・一番多い時は4つです。そういう時は、決まって旅行とか大事な日なんですよね。口内炎歴が長いなと思う今日この頃です。
さて、本日はとても大事なお話をしますね。それは、人材採用時にしっかりと業務内容を説明し、理解を得て採用しているか?ということです。
これ、ものすごく大切です。
病院や介護施設など、特に人材が不足している業種において、求職者との仕事内容や条件の擦り合わせは、とてもとても重要なプロセスとなります。
経営者は往々にして、自分の考えが100%伝わっていると誤解していますが、正直20%も伝わっていません!ということですね。
離職の主な原因のひとつは、入社後のギャップにあります。
ギャップとは、給与などの待遇もそうですが、仕事内容も大きなギャップが生まれます。
「聞いていた話よりも、実際にハードだった。」
「え、そんなこともやるんですか?」
「こんな時間まで働けない」
「私には責任が重すぎる」
これは全部、説明不足が原因です。経営者が、人材不足により採用による安心感を先行するあまりに起きた大問題です。
大問題とは、つまり離職に繋がることです。
人が充足しており、選び放題の状況であればいいのです。例えば大手企業としてCMを打てば人が集まってくるような場合や、その企業に勤めることがブランドのようになり、雇われる側の尊厳を維持するような、そんな企業なら・・・
実際はどうでしょうか。専門職である介護福祉士や看護師、理学療法士や作業療法士など、どこへ行っても働ける彼らにとっては、転職など屁でもありません。
経営者は選ぶのではなく、実は選ばれているのです。
最初の小さな歪が、日を追うごとに大きくなり不満が爆発します。その不平不満が人材の性格を変え、退職するならまだしも、組織の癌となって居座り続けたら最悪です。
しかし、皆、最初は素直だったのです。
そのような人種に変えてしまったのは経営者や管理者の皆さんです。
ですから、最初が肝心!というのはその通り!
採用するときは、特に業務内容についてじっくりと話し合ってください。
途中で業務が変更することもあるでしょう。その時は、理由と説明を徹底し、相手の理解を求めてください。
コンセンサスマネジメントですね。
それでは健闘を祈ります。
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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング
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