おはようございます。
Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。
本日は、私が社会事業大学専門職大学院における『実践研究の報告の反省と振り返り』という内容です。
社会事業大学専門職大学院も残るところ、あと5ヵ月となりました。
夏休みの活動、進捗を含めて実践研究の内容を中間報告するという内容でした。
特に面白いのは、私のような民間でかつ小さな組織の一人が、様々な医療・介護・福祉業界の人たち、専門職の方たちの研究内容、そこに行きついた過程、思考回路など、主観や客観を含めたことを学ぶことができるのことです。
私のように外部から組織を支援する立場だと、120%客観性になってしまうことから、逆に主観が欠けてしまうと組織改善をするとき苦労することがあります。
そうならないように、やはり”現場感”というのは重要なのです。この現場感を自分事のようにするには、共感と同調、同情が必要なのかなと思います。
中間報告の詳細について簡単に記載します。
・資料作成
・資料は8ページで4分割両面印刷
・研究目的、研究背景、倫理的配慮、研究方法、結果、考察を含む
・報告時間8分間+質疑応答
・各ゼミごとで発表
今回、私は実践研究として「人材育成」をテーマに掲げておりますが、発表はやはり緊張しますし、イメージトレーニングも10回ほど行いました。
中々、慣れないものです。
イメージトレーニングのおかげで、前日の予行練習では10分以上かかってしまった内容が、なんと5分で足らずで終わってしまいました。
早すぎてもダメ、時間が過ぎてもダメ、これはビジネスパーソンとしてプレゼン練習が必要だと感じました。
私の人材育成実践研究のこれまでの結論として、今の段階で言えることは『人材育成にはお金が必要だ!』ということです。
報告ではつまりは「世の中金だ!」ということです。
そういうと、もちろん医療・介護・福祉業界で働かれている方々からは、様残なご意見があると思いますが、そこには『現場と経営』の認識の差が存在すると考えております。
質疑応答では、教授からも質問がありました。
教授:「つまりはお金がないと人材育成ができないということですか?」
塚本:「その通りです」
教授:「私の知り合いで借金しながら人材育成に力をいれているところがある」
塚本:「借金するということはお金が手元にあるということなので・・・」
そのほかにも、売上規模に対してどの程度の教育費が必要か?という質問もあり、約10%と答えました。
ここで振り返ってみると、言い切ってしまったのは反省点かなと思っていますし、もし他に人材育成で自分たちでお金を一切かけずに進めているところがあれば教えてほしいと、謙虚になるべきでしたね。
また、振り返ってみると言葉足らずだなと思いました。
私のいうところの人材育成・教育費については、実質費用と実際費用に分けて考えるべきでしたが、言葉が足りませんでした。
実質費用:実際に支払ってはいないけど支払った、あるいは掛かったとみなす費用。
実際費用:実際に支払った費用。
私が説明不足なのは、特に実質費用でした。
人材育成に力を入れいている組織では、稼働日の一日を完全に休みにすることで、実質稼げていた費用を稼がずに教育時間に充てるということです。
これを毎月行うと、相当な費用になりますよね。
まとめると、大きな反省点としては言葉足らずであり、かつ言い切ってしまったのは持論も入っていたことなのでした。
まだまだ、もろもろ研究報告ルールを守れていないポイントもありましたので、次回以降の報告では、ルールを守り初めて聞いた人でも分かりやすい内容にしたいと思いました。
それでは。
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