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「数値管理が徹底できていない理由:問題の特定とその解決策」

更新日:4月26日



こんにちは、Fukushi Vision Group株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティングの塚本です。





今日のテーマは、「数値管理が徹底できていない理由」についてです。











日々、支援していると感じることが多いのは、医療機関の幹部や理事長は比較的、数値管理を徹底しているということです。



ただ、数値管理すべきこと、数値化すべきことについては、悩んでいる方も多いようですね。





特に医療機関では、診療報酬や患者数など明確に収支が打ち出せるため、それを基に戦略を立てることが一般的です。





しかし、医療機関以外の介護や福祉の分野では、数値管理が徹底できていない、または始めたものの継続できていないという現状があります。





数値管理の重要性は、過去と現在を分析した上で、未来への行動指針を設定することができるからです。




これにより、白紙の地図に当てもない道を描くことや、ゴールが不明確になることを防ぐことが可能となります。





自分たちの進むべき道が明示されている場合には、この地図を描く作業の中で、数値化し、行動や結果を数値管理することが重要となります。






いかがでしょう・・皆さんの施設では、数値管理は徹底されていますか?もちろん、全てを細かく管理する必要はありませんが、目的達成のために必要な要素は数値管理されていますか?




 私たちはこれまで30社以上の支援を行ってきましたが、道に迷う事業所は、多くの場合、数値管理が疎かになっているのが分かります。


肌感覚でいえば、その割合は90%以上ではないでしょうか・・・





では、なぜ数値管理ができないのか、あるいは継続できないのか。これまでの支援経験から見えてきた問題点をいくつか挙げてみたいと思います。





・経営者自身が数字が苦手

・専門職意識が高く経営意識が低い

・数字の重要性を理解していない

・感覚やどんぶり勘定である

・エクセルが苦手

・調子が悪い時だけやろうとする

・一人で抱え込んでいる

・事務員が不在

・組織内に数字に強い人がいない


経営者が数字が苦手でも問題はありません。重要なのは、数字が重要だと理解して、必要に応じて数字を管理する人材を採用することです。





また、調子が悪い時だけ、悪い原因を見つめ直すのではなく、良い時こそ、将来を見据えて数字を管理し、数値から見えてくる事象や予測可能な事項を分析することが重要です。





 私たちは組織を支援する側として、経営者が取るべき数字というのを理解しています。

それは結果だけでなく、特にプロセスが重要であると認識しています。事業の成功は「運」と「偶然」の産物である割合が多いですが、そこに「システム」や「仕組み」の概念を当て込めれば、成功を再現することが可能になると思いませんか。





数字管理は難しいと思うかもしれませんが、経営をする上では必須の要素です。ぜひ、皆さんの職場での数字管理を再度見直してみてはいかがでしょうか。




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FukushiVisionGroup株式会社 医療・介護・福祉経営コンサルティング

1.営業の右腕(営業支援)

2.人事の左腕(人材支援)

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